芸能

男性スキャンダルが分岐点!10人の“勝ち組・負け組”具合(2)明暗が分かれた“二股騒動”

20141120i

 良識派のインテリ女性タレントとして活躍しながら、不倫疑惑で厳しい批判にさらされたのは麻木久仁子(52)だ。10年に大桃美代子(49)が、自身の夫・山路徹氏(53)と麻木との不倫をツイッターで暴露したのである。さらには、山路氏が大桃との離婚後に麻木と入籍していたことまでが明らかとなり、泥沼の展開が連日ワイドショーをにぎわせた。

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が言う。

「麻木さんの場合は、『私は頭がよい』『インテリなのよ』と自己評価が高いタイプで、もともと同性からの支持があまりなかった。なのに、ああいう騒動で、より世間の目が厳しくなった。最初の会見にいきなり弁護士を伴って登場し、“私は悪くない”というスタンスだったことでも立場を悪くしたと思います」

 結果的にこの三角関係騒動は、麻木や山路氏はもちろん、2人の関係をツイッターで暴露した大桃にも批判の矛先が向かい、三者痛み分けとなっている。

 一方、同じ三角関係でも女性陣2人の間で明暗がクッキリと分かれたのは、俳優の塩谷瞬(32)による、料理研究家・園山真希絵(36)とモデル・冨永愛(32)の“二股騒動”だ。当初は“二股”を仕掛けた塩谷にだけ批判の矢が集中していたが徐々に様相が変わってきた。

「モデルとして確固たる地位を築いていた冨永は早々にこの話題を終わらせようとしていたのに対し、園山はいつまでも“被害者ヅラ”をして、途中から自身の店の宣伝に結び付けようとしているフシがあった。そもそも騒動自体、園山が発信源だったという噂までありましたしね。冨永が順調に“失地回復”したのに対し、園山のメディア露出は減り、手がける飲食店も悪影響を受けるハメになった」(三杉氏)

 冨永のように結果的にピンチをチャンスに変えて飛躍を遂げた、たくましい“勝ち組女”は他にもいる。

「HKT48の指原莉乃(21)は、その最たる例でしょう。過去のこととはいえ、アイドルにとって恋愛スキャンダルは致命傷にもなりかねない。ところが彼女は、AKB48からHKT48への移籍後に行われた昨年の総選挙で1位となり、スキャンダル発覚前に比べると、知名度も露出も大幅にアップしています」(平田氏)

 今年8月に発売した著書「逆転力~ピンチを待て~」(講談社刊)がヒットしているが、スキャンダルからの逆転劇に成功した指原について、佐々木氏が話す。

「好きなタイプを聞かれての『口が堅い男』発言とかおもしろいですよね。ファンに申し訳ないという気持ちはあるのでしょうが、やはり芸能人たるもの、スキャンダルを逆手に取ってネタにできるくらいじゃないと。彼女にはそういう気構えがあって、ギャグにできる頭のよさがありましたね」

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
【鉄道】新型車両導入に「嫌な予感しかしない」東武野田線が冷遇される「不穏な未来」