「期間が長いんで。撮影自体、1年以上やるんですよ。去年の6月からやって、僕が1年と3カ月か2カ月やってるんで」
現在出演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の撮影現場についてこう話したのは、俳優の大森南朋。先ごろ放送された「ごぶごぶ」(MBSテレビ)で、MCのダウンタウン浜田雅功に大河ドラマと他の現場との違いについて問われたシーンだ。
さらに浜田にリハーサル風景について聞かれた大森は、美術セットにかけるおカネには違いがあるが、リハについては他と何らかわらないとしたのだが、そこで浜田からこんな話が飛び出したのである。
「でも、NHKで昔、何回かバラエティーやったけど、がっつりリハすんのよ。バラエティーでリハするんや?と思って。『それ言う時、ここへ立ってください』って言うから『こいつら頭おかしいんか?』と思って」
大森に軽くたしなめられ「ちょっと僕は、NHKはそういうイメージがあって…」としていた浜田。NHK出演というと1995年、2001年の「紅白歌合戦」、11年の「松本人志のコントMHK」のことだろうか。確かにNHKは民放と比べリハが入念とはよく言われるが、浜田にとってはやりにくかったようだ。
(鈴木十朗)