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記事全文を読む→世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「阪神日本一のターニングポイント」
阪神の38年ぶりの日本一。この目に焼き付けてきました。解説が入っている日以外も全試合、スタンドで渡辺謙ちゃんと並んで観戦。熱狂的な虎ファンの謙ちゃんは一投一打に声を出して興奮していた。球場に足を運んだ試合は勝率が悪いというジンクスがあったから、ほっとしていると思う。謙ちゃんだけでなく、阪神ファンが1985年以来、待ち続けた歓喜の瞬間やった。
オリックスとの関西決戦。関西以外の人はピンと来ないやろうけど、両チームの本拠地の甲子園と京セラドームは「阪神なんば線」でつながっており、約15分の距離。「なんば線シリーズ」とも呼ばれ、関西では普段は野球を見ない人も興味を持っていた。第7戦を中継した関西テレビ(フジテレビ系列)の瞬間最高視聴率は50.0%。期間中は街中、日本シリーズの話題ばかり。僕も「どっちが勝ちますか」「どっちを応援しているんですか」と毎日のように聞かれていた。
関西対決というのを抜きにしても、一野球ファンとして、今回の日本シリーズは面白かった。終わってみれば点差が開いた試合はあったけど、途中まではどの試合もどちらに転んでもおかしくない展開ばかり。阪神もオリックスもペナントレースを独走で優勝した力のあるチーム。勝負は時の運やった。
ひとつ勝敗を分けたターニングポイントを挙げるならば、第4戦の大山のサヨナラ安打。同点の9回1死三塁で中嶋監督は満塁策を指示。ワゲスパックは制球に不安があり、押し出しの心配もあったが、塁を詰めて4番の大山との勝負を選択。大山は第3戦では一打サヨナラの場面で空振り三振。2試合続けて勝負どころで抑えられれば、逆シリーズ男になるところやったけど、見事に結果を出した。結果はフルカウントから左前へ運ぶヒット。甲子園球場はお祭り騒ぎとなった。
地鳴りのような声援で、オリックスの投手も投げにくかったと思う。昔と違って今はパ・リーグの試合でもお客さんがたくさん入るし、甲子園での試合も交流戦で経験している。それでも日本シリーズは独特の異様なムードがある。第5戦ではリリーフに失敗して、逆転打を打たれた宇田川が8回のマウンドで涙を流す場面も印象的やった。3連投で疲れもあった中での登板で気の毒な面もあった。それでもプロならば、グランドで泣いたらアカン。泣くのはベンチ裏に戻ってから。打たれても平然としてるぐらいになってほしい。
逆に宇田川から逆転の2点三塁打を放ったルーキーの森下は気持ちの強さを見せた。7回の右翼の守備では自らのエラーで追加点を奪われていたのを帳消しにした。絶対に取り返すという気迫が打席からも伝わってきた。「オレに回してくれ」とベンチから攻撃を見ていたはず。低めのストレートをものの見事に左中間に運んだ。大舞台でのこの経験は来季にも必ず生きる。
オリックスの選手も悔しい思いを来季にぶつけてほしい。僕らが現役時代に打倒・巨人を春のキャンプから掲げて戦ったように、甲子園で阪神に勝ちきることを目標にすればいい。絶対的なエースの山本由伸がメジャー移籍で抜けることが決まり、来年のエースは宮城。第7戦でノイジーに打たれた先制3ランは一生忘れないと思う。来年も関西決戦を実現させ、熱い試合を見せてほしい。
福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。
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