芸能

「紅白出場ゼロ」で遺恨発覚!NHKvs旧ジャニーズ「出禁バトル」の落とし前(3)1400万人が紅白を拒否!?

 NHK側の対応を受けて、旧ジャニーズ側もさっそく反撃の動きを見せている。紅白に対抗して、Snow Manが、大晦日ライブのYouTube生配信を発表したのだ。

「おまけに中心メンバーの目黒蓮(26)が、SNSで『俺らを正解にする』というメッセージを投稿しました。明らかに同日開催の紅白に対する決別宣言です。場合によっては、紅白放送時間内に生配信をぶつけてくる可能性もあるでしょう。そうなれば視聴率の大幅ダウンも考えられる」(スポーツ紙デスク)

 旧ジャニーズ所属グループのファンクラブ会員数は、公式X(旧ツイッター)で発表されている人数を累計すると、1400万人を優に超えるとされる。グループをまたいだ会員被りがあるにせよ、全員が紅白の視聴を拒否すると仮定すれば、視聴率が10%以上下落する事態すらあり得るのだ。芸能評論家の佐々木博之氏が語る。

「NHK側にすれば、嵐・松本潤(40)が出ている大河ドラマ『どうする家康』は数字が悪く、今回の旧ジャニーズ見切りの原因になったかもしれません。ですがNHKはギャラがいいわけでもなく、影響力も一昔前に比べれば落ちています。もはや出演で得られるのはステータスのみ。SnowManはじめ、若いタレントは民放局やネットに出ればいい、と考えていてもおかしくないでしょう」

 たとえ性加害問題を巡る補償などの救済をすべて終えたとしても、両者がかつての蜜月関係に戻ることはなさそうだ。

「稲葉会長の締め出し発言が、旧ジャニーズからタレントの独立を加速させた、という声もあります。例えば嵐の二宮和也(40)。直近でも『VIVANT』(TBS系)が大ヒットし、俳優として評価を確立させていますが、次に欲しているのが『大河主演』の肩書だったと言われるんです。岡田准一(43)や生田斗真(39)ら俳優活動をメインにしていたタレントが続々と独立したのも、NHK側の強硬姿勢が原因だったとしたら、今後、NHKと旧ジャニーズの対立はますます深まるかもしれない」(スポーツ紙デスク)

 最後に、中村氏が両者の「危うい関係」を喝破する。

「紅白歌合戦という国民的番組を、出演者からMCまでジャニーズが牛耳っていたこれまでが異常だったのだと思います。ある意味、まっとうな揺り戻しだったのではないでしょうか。とはいえ、NHKも完全決別の覚悟を持っての決定ではなく、世論を気にした受け身の判断だと私は思っています。性加害報道のほとぼりが冷めれば、しれっと出演を復活させてもおかしくありません」

 目黒の言葉を借りれば、「正解」の軍配はどちらに上がるのか。紅白出禁騒動の落とし前は、年の瀬に明らかになるだろう。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策