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【森保ジャパン】シリア戦で「選手層の厚さ」を絶賛した福西崇史の「対北朝鮮」展望

 結局はテレビ中継がなかったW杯2次予選の森保ジャパン対シリア戦(11月21日)を、元日本代表の福西崇史氏が自身のYouTubeチャンネルで評価を行った。福西氏は海外の配信を視聴したという。観ることができなかったサッカーファンも多い中、福西氏のジャッジは非常に貴重といえるだろう。

 前半の展開を福西氏は、

「前半はシリアも走れますし、日本がボールを回しながら相手の体力を奪いつつという展開に。32分に久保のシュートが入り相手の気持ちが切れて37分、40分と立て続けにゴール。前半から走らせた効果が出たと思います」

 後半は始まってすぐに点を取って余裕を持って試合を運ぶことができたと評価した。

 シリア戦で評価したいのは縦へのパスの使い方だという。

「縦へのパスはバランスを崩すこともあるので、ある程度リスクを考えて入れていかないといけない。ただ、縦にパスを出して相手に取られたとしても、すぐに取り返しにいけばボールを奪い返すことができる。高い位置で奪い返せばチャンスになる。シリア戦では多くの選手が縦パスを意識してプレーしていた」

 それを象徴していたのが前半6分のプレー。谷口彰悟がセンターサークルのあたりから前の久保建英に縦パスを入れ、久保がドリブルで仕掛けつつ、ペナルティエリア内にいた上田綺世にボールを送る。上田のシュートはゴールキーパーに防がれたが、縦パスを起点とした決定的な場面だったと福西氏は評価した。

 試合全体としては非常にいい流れだったとし、南野拓実や町田浩樹、堂安律など交代で入った選手が活躍。特に細谷真大はゴールを奪う活躍で、

「選手層の厚さが見えた。メンバー、コンビネーションの積み上げもできた」

 と絶賛した。次の2次予選の試合は来年3月21日の北朝鮮戦。難敵とも言われるが、

「コンディションと選手のモチベーションによってサッカーは大きく変わってしまうこともあるが、2次予選は問題ないと思う。次の試合も日本が勝つ」

 と予想した。北朝鮮戦もテレビ中継の交渉が難航していると報じられているが、なんとか地上波で放送してほしいものだ。

(鈴木誠)

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