スポーツ
Posted on 2023年11月27日 17:57

積水化学「クイーンズ駅伝」V奪還で黄金時代の到来!あの田中希実を破った選手が出場していないのに…

2023年11月27日 17:57

「ヒントは女子中距離界のホープ、田中希実です」

 11月26日、女子駅伝実業団日本一を決する「クイーンズ駅伝in宮城」が行われた。戦前の予想を「積水化学の2年ぶり2回目の優勝」としていたスポーツライターが、積水化学の時代がしばらく続くであろうとした理由が、この言葉だ。続けて、

「2位のJP日本郵政グループに1分25秒差をつけた積水化学ですが、区間賞を取ったのは意外にも、女子駅伝の名門・名城大学を卒業したばかりの第2区・山本有真だけ。第5区の走者で、1万メートルとハーフマラソンの女子日本記録を持つ新谷仁美ですら2位でしたから、いかに積水化学の総合力が高いかを物語っています」

 積水化学の今後の安泰を象徴していると思われる要因のひとつに、昨年の「クイーンズ駅伝」第1区があるという。

「優勝した資生堂の第1区・木村友香は、あの田中希実を2位に退け、区間賞を獲得しました。今年5月に開催されたドーハ世界選手権女子5000メートル代表で、日本記録を持つ実力者です。当時の田中は豊田自動車識機に所属しており、その後、ニューバランスへ。『田中に勝った山本』のインパクトは大きかった。その木村は8月1日、積水化学に移籍しました。今大会の戦前予想では『山本が資生堂から移籍した積水化学が盤石でしょう』との声がありましたが、コンディションの問題か、フタを開ければエントリーすらされていなかった」(前出・スポーツライター)

 ちなみに第2区の山本、最優秀選手に輝いた第3区・佐藤早也伽、第6区のアンカーでゴールテープを切った森智香子など、積水化学は美女揃い。ファンの声が過熱するのもムリはない。来年の大会は、はたして…。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク