芸能

由美かおる「生まれたまんまの感じで、ずっと周りの皆さんのおかげで成長できた」/テリー伊藤対談(2)

テリー 由美かおるというイメージをキープするって大変ですよね。

由美 うーん。でも、どうしようこうしようっていうことは、あんまり考えてなくて、生まれたまんまの感じで、ずっと周りの皆さんのおかげで成長できたなって思ってるんですね。

テリー ありのまま?

由美 そうですね。仕事でも何でも絶えず同じっていうか、気持ち的にはね。15歳でデビューして、色々ラッキーだったので、1人で3人分ぐらいの仕事量を自分なりに一生懸命こなしてきて、それをきっちりやっていきたいって。今でも未熟なところがあるんですけど。

テリー 今はおひとりでお住まいなんですか。

由美 今のところ1人です。

テリー そうすると休みの日なんかは何をされてるんですか。

由美 休みはないんですよ。毎日何か仕事があるから。

テリー それは自分で仕事を入れちゃうの? 例えば「今日から3週間ぐらい旅行に行きたいな」とか、そういうのはないんですか。

由美 何か絶えず仕事が入っちゃうっていうか。「こんな話があるんだけど、どう?」って言われたら、「いいんじゃない? やりましょう」って言っちゃうから、どんどん仕事が入っちゃう。

テリー 由美さんって私生活が全然見えないですよね。

由美 そうですか?普通ですよ。

テリー 例えば夕食なんかは自分で作るんですか。

由美 作りますよ。外食に行くこともありますから、全部じゃないですけど、炊飯器でご飯を炊いて。

テリー あ、ご飯炊くんだ。

由美 炊きます(笑)。おいしいお肉とか旬の果物とかね、送ってくださるファンの方がいるので、そういうのを食べたり。

テリー 例えば今日の朝なんかは何を食べたんですか。

由美 今日はね、あんまり時間がなくて、ヨーグルトにリンゴとかミカンとかバナナを大きな器にいっぱい入れて食べてきました。

テリー ちょっと美容食っぽいですね。それはプロポーション維持というか。

由美 ううん。ほんとはお味噌汁とご飯がいいなと思ってるんですけど、今日は時間がなかったから。

テリー じゃあ、余裕があればご飯を炊いたり、味噌汁を作ったり、魚を焼いたりしてるんだ。

由美 魚は焼かない。

テリー あ、そう(笑)。じゃあ、まあそういうのを自分で作って。1人で食べるの?

由美 でも、1人よりお友達と食べることが多いですね。デザイナーの方とかお友達が何人かいるので、電話したら、「じゃあ、うちに食べにいらっしゃいよ」って誘ってくださるので、その方のおうちに行って食べたり。

テリー お酒は?

由美 何とか飲めます。

テリー 飲むとどうなるんですか。

由美 うーん。ほんとにたくさん飲んだら、ベラベラおしゃべりになっちゃうかもしれないです。

テリー 酔ったらそのまま泊まって行ったりもするんですか。

由美 あんまり泊まることはないですけど、「ちょっと休んだら?」って言ってくれるので、ソファでゴロッとして、テレビを見たりしながら、自分のおうちみたいに図々しくリラックスしてますね(笑)。

ゲスト:由美かおる(ゆみ・かおる)1950年、京都府生まれ。12歳で「西野バレエ団」に入団。1967年スタートの音楽番組「レ・ガールズ」(日本テレビ系)に金井克子や奈美悦子らと出演し、ミニスカートでマリリン・モンローのレパートリーなどを歌って踊るシーンが話題に。また1966年の石原裕次郎の主演映画「夜のバラを消せ」など多くの映画やドラマに出演。1986年からは「水戸黄門」(TBS系)に「かげろうお銀」役で、約25年にわたって出演した。歌手としては1967年のデビュー曲「レモンとメロン」などを発表。最新著書「由美かおる ブリージング・レッスン:人生100年時代を生き抜くための神呼吸術」(白秋社)発売中。2月14日(水)、「由美かおる ニュー・アルバム」の復刻版LP盤発売。5月12日(日)、神戸朝日ホールにて「由美かおるトークショー&コンサート」開催。

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