新緑がまぶしい、5月のキャンプシーズン。週末ともなれば、各地のキャンプ場は家族連れやグループ客の歓声で賑わうが、その一方で、驚くほど静まり返った「異空間」がある。近年は「キャンプ=焚き火とBBQ」という常識を真っ向から覆す、通称「サイレント...
記事全文を読む→【巨人キャンプ】阿部監督・桑田2軍監督・岡本和真・大城卓三…ファン無視の大ブーイングを救ったのは「中畑清」だった
「僕が選手個々の状態をしっかり把握して、勝つために、どうすれば勝てるか考えるだけ」
2月6日に夕方の情報番組「#Link」(テレビ宮崎)に生出演して今季の意気込みを語ったのは、巨人・阿部慎之助監督だ。だが4年ぶりのリーグ優勝、12年ぶりの日本一奪還を目指す思いとは裏腹に、キャンプ地の宮崎市民の心はつかめていない様子なのだ。生放送を見た、宮崎市内でスナックを経営する60代の女性は、
「なんかムスッとしちょるし、覇気もないよね」
と率直なイメージをボヤくなり、次のように続けた。
「練習後の生放送で疲れちょるのはしょうがないっちゃろうけど、球団とテレビ局の付き合いで『出てあげた感』がにじみ出ちょったかいね。原辰徳前監督と違って華がないし、かといっておちゃらけることもないから、どこかとっつきにくいごつあるわ。それに練習が終わるとすぐに、球場から『佐賀ナンバー』の黒いアルファードで帰っちゃう。まぁ、出待ちのファンもほぼおらんちゃけどね(笑)」
そんな新指揮官に最初の「バツ」がついたのが、キャンプ初日だった。毎年恒例の青島神社参拝でファンのヒンシュクを買ったのだ。居合わせた50代の男性ファンが、当日を振り返る。
「午前9時頃には曇天の空の下に、50人から60人ほどのファンが首脳陣や選手を一目見ようと、600メートルある参道に待機していました。昨年は1軍と2軍の首脳陣と全選手が境内に向かう『弥生橋』を大行列で渡っていただけに、同様のシチュエーションを想定して、ファン一同が今か今かと首を長くして待っていた。ところが目の前に現れたのは、黒いアルファード1台だけ。ファンの視線などおかまいなしに橋の先にある鳥居をくぐり抜けて、境内ギリギリに横づけしてしまいました」
車から降りてきたのは阿部監督、桑田真澄2軍監督、吉村禎章編成本部長、今村司球団社長、選手会長の大城卓三、キャプテン・岡本和真のみ。本来であれば、境内は「通行許可車」以外は車両通行禁止だが、悪天候のためにVIP待遇となったのか…。
「昨年と同じような展開を期待していたので、ガッカリでした。少しぐらいファンサービスがあってもよかったのに、参拝後は集まったファンに一瞥もくれずに、小走りで車に乗り込んでしまった。昨年は人間がゴッタ返している中でも、元木大介さんがサイン対応していたのに。思い返せば、2018年オフにチームの成績不振を理由に辞任した高橋由伸元監督も悪天候を理由に、参拝には車で乗り込んできた。阿部監督も同じ運命を辿らないか心配です」(前出・男性ファン)
まさかの肩透かしに意気消沈するファンを救ったのは、巨人OB会長の出現だった。
「境内からトボトボ帰る途中、歩いて参拝に訪れた中畑清さんと遭遇しました。写真撮影やちょっとした雑談にも応じてくれたんです。いい思い出になりましたよ」(前出・男性ファン)
ファンあってのプロ野球。指揮官も大先輩の姿勢を見習うべきなのでは!?
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