芸能

日本ジャズ発祥の地で…「ラプソディー・イン・ブルー」初演100周年ライブの美女ピアニストがスゴかった

 今年はジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディー・イン・ブルー」の初演から100周年の記念すべき年にあたります。ジャズの要素をふんだんに取り入れたクラシックナンバーで、形式にとらわれない自由な楽曲。聴いているうちに、心が弾んでくるのが魅力です。

 そして、あのクラシック音楽をテーマにした上野樹里主演「のだめカンタービレ」(2006年10月期・フジテレビ)のエンディング曲として、あまりにも有名です。

 それを記念したレクチャー・コンサート(主催・横浜JAZZ協会)が2月17日に、横浜・野毛にある「ドルフィー」で開催されました。渡辺貞夫や山下洋輔というレジェンドたちもかつて演奏したことがある老舗ジャズの聖地に、初めて足を踏み入れました。

 前半は音楽評論家・小針俊郎氏とジャズピアニスト・RINAによるガーシュウィンの名曲を、貴重な音源を辿ってトーク形式で紹介。

 RINAをサラッと紹介しておくと、国立音楽大学で小曽根真に師事し、特待生としてバークリー音楽大学に入学。卒業後にエリス・マルサリス国際ジャズ・ピアノ・コンペティションで第2位、及び最優秀作曲賞を受賞した。1stアルバム「RINA」はCD大賞ジャズ賞を受賞し、昨年は2ndアルバム「Transparent Blue」も発売…と。

 そして後半は大きな管弦楽とピアノで演奏されることが多い「ラプソディー・イン・ブルー」を、RINAがソロピアノで。

 しかも特に難度の高い原譜の演奏ということで、満員の音楽ファンで埋め尽くされました。本場ニューヨークでも高い評価を得ているRINAの繊細かつダイナミックな演奏に、拍手喝采。会場は熱気であふれていました。いつ聴いても「ラプソディー・イン・ブルー」は最高! かつ、野毛はジャズがよく似合うオトナの街でした。

(堀江南)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
世界タイトル獲得翌日に王座返上宣言のボクシング新王者に具志堅用高が猛然と苦言
2
藤井聡太「連敗で八冠陥落危機」を引き寄せた「縁起の悪い将棋めし」
3
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言【2024年4月BEST】
4
【メジャー発掘秘話】多田野数人「ビデオ出演」スキャンダルに「たった一度の過ちだった」悔恨コメント
5
GW中にまた!死亡者が続出しても「だんじり祭り」を中止にできない「経済効果」