スポーツ
Posted on 2011年12月21日 11:59

メジャー挑戦「7人のサムライ」を実力査定(2)二塁手転向を勧められた青木

2011年12月21日 11:59

 川﨑ほどではないにせよ、きわめて低評価なのが青木だ。WBCに出場し、打撃のタイトル(首位打者、最多安打、出塁率)も取っている。だからポスティングには10億円ぐらい用意しないとダメだろう、と思われているのだ。メジャー関係者が明かす。
「ところが代理人は『青木に興味があったら、とにかく入札してくれ。彼は来るから』と、入札額の引き下げに必死‥‥というおかしなことになっている。10億円もつぎ込んでまで獲りたい選手ではないからです」
 理由は明白だ。メジャー関係者が続ける。
「守備の評価がすこぶる悪いんです。WBCで青木を見たスカウトが『彼は二塁できないの?』と言ったほど。体のサイズが外野手向きでなく、『あの守備は使えない』と判断された。ノックを受けても『返球が短すぎる。ショートがどこまで捕りに行ってるんだ』と弱肩を酷評していました」
 センター失格宣言を出された青木だが、ライトは強肩であることが要求されるし、メジャーではレフトは松井秀喜のようなガッチリタイプのスラッガーが納まるポジションとされている。前出・デスクは言う。
「両翼は、打ちまくれば守備が悪くても目をつぶってもらえる。青木はレフトですよ。スラッガーでなくてもいい、という球団に獲ってもらえば‥‥」
 とはいえ、その作戦も怪しいようで、
「アメリカでは『今年の成績が去年よりだいぶ落ちている。しかも、パワーレス』と報道された」(友成氏)
 名門ヤンキースが250万ドル(約1億8750万円)で落札した中島は、キャッシュマンGMが「内野にはレギュラーがいる。彼らをサポートする役割を期待している」と話すなど、ハナから控え扱いであることが明らかになった。確かにヤンキースには、三塁・ロドリゲス、遊撃・ジーター、二塁にカノという球界屈指の強打者が君臨する。
「日本球界NO1だった西岡が、遊撃失格で二塁転向。グラブさばきがいまひとつで、肩も強いとは言えない中島も、二塁をやったほうがいい」
 とメジャー担当記者が言えば、友成氏もショートストップとしての中島を次のように査定するのだ。
「二塁寄りのゴロを捕球する際、体が一塁側に流れるんです。すると、捕球から送球までに時間がかかる。それがネックと言われています。三遊間の深いところのゴロも、ふんばってビューンと投げるのを見た記憶がないですね」
 ここは天才肌とも称される打撃でレギュラーをつかみ取るしかない。

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