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Posted on 2024年02月29日 17:59

黒柳徹子に「外傷性白内障を告白」吉川晃司だけじゃない「若くても白内障になりやすい」8つのパターン

2024年02月29日 17:59

 吉川晃司が「外傷性白内障」のため、両目に人工の水晶体を移植する手術を受けていたことがわかった。吉川は3月1日の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)で、手術を受けることになった経緯などを説明するという。

 外傷性白内障に気付くきっかけになったのは、昨年9月。日本武道館公演後にライブ映像を確認したところ、右目が開いてなかったという。吉川にはドラマで医師を演じた際に医療指導を受けた医師の知人がいるそうで、眼科受診を勧められ、診察したところ右目の視力がそれまでの1.2から0.1にまで落ちていた。左目の視力も0.9に低下しており、直ちに手術が必要な「外傷性白内障」と診断されて、今年1月23日に手術。経過は順調で、視力は回復したという。

 白内障はレンズの役割を果たす水晶体が白濁する、目の病気だ。スポーツマンに多いのは、若い頃に球技をしていて、軟球やテニスボールが目に当たった外傷がきっかけで白内障が傷つく「外傷性白内障」。外傷後ただちに水晶体が白濁することもあれば、徐々に白濁することもあり、水晶体についた小さな傷に雑菌が入って白濁することもある。

 吉川は2015年4月に映画「さらば あぶない刑事 LONG GOODBYE」出演のためバイク練習中に、バイクが横転する事故で全治2カ月のケガを負ったことがある。さらにデビュー前の高校時代には「水上の格闘技」水球の「U-20日本代表」に選ばれていた。水球選手時代を含め、吉川の外傷性白内障の直接の原因は不明だという。

 80歳を過ぎた高齢者はほぼ100%、老化による水晶体の白濁があると言われるが、吉川のように50代でも白内障になりやすい人がいる。

① アウトドアスポーツをしていた人⇒紫外線の影響で水晶体の白濁が進む

② 激しいスポーツをしていた人⇒インドアスポーツでも顔に衝撃が加わる格闘技などをしていた人は外傷性白内障になりやすい

③ 球技をしていた人⇒球が目に当たり、外傷性白内障を引き起こす

④ 鉄道オタク⇒意外なところでは鉄オタにも外傷性白内障は多い。今は少なくなったが、かつては線路と車輪で削られた鉄粉が目に入り、外傷性白内障を起こす人もいた

⑤ 花粉症の人⇒かゆみで目をこすり、水晶体の白濁が進行することがある

⑥ アトピー性皮膚炎などアレルギーがある人⇒若年性白内障を起こしやすいという統計がある

⑦ 血糖値が高い人⇒糖尿病や血糖値の高い人が糖尿病性の網膜症になることは有名だが、白内障のリスクも高い

⑧ 交通事故に遭ったことがある人⇒若い頃に外傷を負った人で、顔を負傷していなくても、事故や外傷の衝撃で自覚がないまま水晶体が傷ついていることがあり、長時間かけて水晶体が白濁することがある

 そして労働環境上あってはならないが、粉塵や鉄粉、砂などが飛び散る現場で目を保護することなく働いていた人も、知らぬうちに水晶体が傷ついていることがある。

 人工のレンズに取り替える手術で視力はある程度回復するが、薬剤アレルギーや持病があったり、外傷で水晶体を支える周囲の筋肉まで損傷していると、手術は難しい。吉川の手術は成功したが、人工のレンズを支える筋肉に損傷が見つかり、人工レンズが落ちる恐れがあるため、激しい運動はドクターストップがかかった。

 ファンは吉川が失明のリスクを負ってまで、シンバルキックや激しいダンスを望んではいないだろう。若い頃のアグレッシブな吉川はカッコよかったが、現在の渋い「イケオジ」の吉川も、佇んでいるだけで相変わらずカッコいいのだから。

(那須優子/医療ジャーナリスト)

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