スポーツ

日本ハム・細野晴希「フレッシュオールスター辞退」で「育成プランに方針転換」の吉凶

 若手選手の登竜門「フレッシュオールスターゲーム2024」が7月20日と21日、兵庫県姫路市のウインク球場で開催される。

 今年はイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ合わせて45人が出場。次世代ヒーローの誕生を楽しみしているファンは多いことだろう。

 一方で、ファン期待のイチ推し選手が早々と辞退を表明し、落胆の声が広がっている。選手変更は両リーグ合わせて11人になるが、その代表格が日本ハムのドラフト1位、最速158キロ左腕の細野晴希だ。

 NPB(日本野球機構)が7月18日に発表した選手変更リストによると、「左肩上腕二頭筋 長頭腱炎、左肩甲帯機能不全のため」とされており、代わりに2021年ドラフト7位の松浦慶斗投手が出場する。

 細野は東洋大学時代に、国内のアマチュア左腕で初めて158キロをマーク。自身も「160キロは出る数字」と語るなど、即戦力として期待されていたが、今季はここまで1軍では2試合の登板で0勝0敗、防御率3.86の成績で、投球回数はわずか9回1/3にとどまっている。ファンとしてはフレッシュオールスターでの快投を、復活の狼煙としたかったのではないだろうか。

 細野は東洋大1年生の秋からベンチ入りし、1部2部リーグ合わせて45試合に出場して231回も投げ込んでいる。もともと左肩に不安を抱えており、今春のキャンプ中には早々と痛みを訴えた。日本ハム関係者が語る。

「球団は育成へと方針転換したようです。もともとコントロールに難があり、ピンチになると球を置きにいって打たれてしまう。イースタン・リーグでは防御率1.27の好成績を残しているため、フレッシュオールスターでファンに快投をお披露目することができたでしょうが、まずは育成プランを優先させた形です」

 日本ハムファンにとってはなんとも残念だが、来年は本命の「オールスターゲーム」での出場を期待したいところだ。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
「致命的ミス」巨人・リチャードに阿部監督が怒りの2軍通告!でも解説者2人は「?」反応
3
さだまさしが今明かす「借金28億円と返済地獄30年」の「コンサート年間186本」究極生活
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」