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記事全文を読む→テリー伊藤対談「池上季実子」(3)文太さんには質問攻めにされた
テリー 「冬の華」のあとに健さんと共演したことは?
池上 その作品だけですね。
テリー そうなんだ。
池上 というのは、健さんがこの作品を最後に東映にいらっしゃらなくなったんですね。東映の俳優会館には「高倉健ルーム」があったんですけど‥‥。
テリー 健さん専用の楽屋スペースってことですね。
池上 はい。毎日お掃除のおばさんがお掃除して、私がその前を通ると「ああ、いつ帰ってきはるんやろうな」「ほんまやな」って言って、東映のスタッフはずっと心待ちにしていましたね。だけど、ついに戻ってらっしゃることがなくて。それでお目にかかってないんです。
テリー そうか。
池上 ただ、私の車のディーラーさんが、健さんの担当でもあって、間接的にはお話をうかがってましたね。私が買おうとした車について「健さんも同じ車ですよ」と。
テリー スターとの偶然のつながりって、うれしいよね。車はポルシェ?
池上 いえ、ジャガーのスポーツタイプです。そういった小さなご縁はありましたけど、1本共演しただけだったので、お便りをするのもおこがましい感じで。
テリー すればきっと喜んだよ。健さんは筆マメな方だから。
池上 そういうことも亡くなってから存じ上げたんですよね。周りはとにかく崇拝してますから、こっちから何かをするなんてとんでもない、みたいな感覚でした。健さんにお話がある時は、誰かに言って、それが続くという。
テリー 伝言ゲームみたいな感じで。
池上 そういうイメージでしたね。もちろんご本人は、そんなことなかったと思うんですけど。
テリー 池上さんは、菅原文太さんとも共演されてましたよね。
池上 「太陽を盗んだ男」(79年)の一作品ですね。あの撮影は大変だったんですよ、3日間の徹夜とか。
テリー これも一時代を作った作品でしたね。
池上 そういう評価をいただいていますね。でも私の感覚だと「冬の華」も「太陽を盗んだ男」も、テレビドラマの「熱中時代」(78年)にしても「男女7人夏物語」(86年)にしても、一つ一つの作品で演じさせていただいた、ということでしかないわけですよ。
テリー 俳優さんはそんなものなのかな?
池上 他の方の感覚はわかりませんが、私はそういう感じですね。いまだにこうして「冬の華」を評価していただいたり、「陽暉楼」(83年)と「華の乱」(88年)でまさか日本アカデミー賞をいただくなんて、思ってもいなかった。
テリー なるほどねぇ。当時の文太さんは、どんな方だったんですか。
池上 普通に先輩の俳優さんという感じで、お話しさせていただいていましたね。よく覚えているのは、屋上で文太さんと話すシーンのこと。その日はけっこう待ち時間が多くて、文太さんが私をやたらと質問攻めにしてきて。今日のテリーさんみたいに(笑)。
テリー インタビューみたいってこと?
池上 そう。「池上君はこういうことをどう思うの?」とか「学校ではどうだったの?」とか、いろんな質問をされて、「どうしてこんなに季実子のことを質問するんだろうな」って不思議でしたね。そういう先輩は、あとにも先にも文太さんだけだったので。
テリー 興味があったっていうことだね。
池上 おもしろがってたんだと思う。私が何かやると、フッと笑ってらしたから。
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