スポーツ

セ・パ12球団の「爆弾男」に要注意!(3)ソフトバンクは工藤監督vs佐藤投手コーチが不安要素?

20150205cc

 昨年日本一のソフトバンクは、工藤公康監督(51)の就任で連覇を狙う。ところが──。

「理論派の工藤監督は自分の色を出したがり、職人タイプで口出しされるのが嫌いな佐藤義則投手コーチ(60)とぶつかれば、チームは空中分解する。楽天コーチ時代、星野仙一前監督は一切、佐藤コーチのやり方に口を出しませんでした」

 こう懸念をあらわにするのは、スポーツライターだ。

「楽天は大久保博元監督(47)の就任で、まったくソリの合わない佐藤コーチと鈴木康友内野守備走塁コーチ(55)が、とてもじゃないが一緒にはやれないと、退団を決意。自分が任期半ばで退団したせいだと、星野氏は王貞治球団会長に頼み込んで、2人をソフトバンクに拾ってもらいました。工藤監督就任前に、コーチ人事が決まっていたわけです。もちろん、工藤監督の希望とはまったく違う人材。工藤監督は球団に何とか了承してもらって、鈴木コーチだけは二軍に配置してもらいましたが、佐藤コーチは一軍に残った。筑波大学でスポーツ医学を学んで投手論には一家言あり、故障には特にデリケートな工藤監督と、どんどん投げろ、走れという昔気質の佐藤コーチはまったく相いれません」

 いざ試合が始まって齟齬が生じれば、投手陣はどちらを見ればいいのやら‥‥。

 昨オフ、メジャー挑戦を表明しながら残留、右肘の手術を受けるというオリックス・金子千尋(31)の謎の行動に、球界からは「いったい、何がしたかったんだ?」の声が上がった。

「これがチームメイトの疑心暗鬼を誘発しています。球団と何か密約でもあるんじゃないか、と。例えば今オフ、ポスティングでメジャーに再挑戦するとか」(在阪スポーツメディア関係者)

 一方、大谷翔平(20)の二刀流がますます本格化、今年は「20勝+20本塁打」を狙っているとされる日本ハムの火ダネは、メジャー出戻り組の田中賢介(33)のようだ。スポーツ紙デスクが語る。

「かねてから『早く帰ってこいよ』とラブコールを送っていた栗山英樹監督(53)は、すでに二塁のポジションを確約するような発言をし、二塁のレギュラーに定着した中島卓也(24)を遊撃にコンバートする案を持っている。そんな特別な処遇に、内野陣からは不満の声が上がっています。若手をかわいがっている中田翔(25)が反旗を翻せば、チームはガタガタになってしまう」

 二刀流スターの偉業挑戦にも影を落とさなければいいが。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか