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Posted on 2024年08月27日 05:59

大谷翔平は全米中で愛されてなくてはダメ!野沢直子「人気に温度差」発言が炎上するニッポン人都合の不条理さ

2024年08月27日 05:59

 先日、サヨナラ満塁弾でメジャー史上6人目となる40-40を達成し、ニュースやバラエティがお祭り騒ぎで祝福した〝日本の誇り〟ドジャースの大谷翔平。

 大谷悲願のチャンピオンリング獲得へ、ワールドシリーズを目指すドジャースの試合結果より、なぜか大谷の本塁打1本の方が重宝される国内のスポーツ報道だが、そんな歪な報道が一部から疎ましく見られているのは事実だ。

 昨年、アメリカ在住のタレントである野沢直子の大谷に関する発言が〝なぜか〟炎上してしまったことは、その偏重報道の副産物かもしれない。

 一時帰国した野沢が8月25日に「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、昨年の発言での炎上経緯と、現在の大谷の浸透具合について話した。週刊誌記者が説明する。

「野沢は昨年8月、ラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に出演すると、MCのナイツ塙宣之からアメリカでの大谷の人気の実態について質問を受けました。『大谷翔平ってそんなアメリカで人気ないよ、って言う人がいるんですけど、めちゃめちゃ人気ありますよね』という誘導尋問形式でした。すると野沢は、アメフトやバスケと違って、そもそも野球自体にさほど人気がない、という主旨の発言をしたんです。『日本では毎日ショウヘイ、ショウヘイって言っていて。確かにみんなショウヘイは知ってるんだけど…。なんか温度差があるかな』と、大谷はアメリカでは知られてはいても人気があるのとは違うという意味での発言でした。ところがこれが、野球ファンでもないのに知ったかぶりだとか、ただの大谷アンチなどの理不尽な炎上の仕方をしてしまったんです」

 今回、野沢は「やっぱりドジャースと契約した時の金額がちょっと凄かったんで、それはさすがに皆『おお~』ってなってた」と、1年越しのフォローのような発言をしていたが…。

 ところが、この野沢の炎上からの流れには、日本のファンやメディアからの「大谷翔平は日本国内と同じように全米中に愛されていなければいけない」という圧力しか感じないと、ニューヨークに在住経験のあるスポーツライターが顔をしかめる。

「私がNYに滞在したのは、ちょうどイチロー選手がシアトル・マリナーズに在籍した約4年間でしたが、その頃からアメリカで野球を視聴する若者は本当に少なかった。NYだと地元のヤンキースの話題は出ても、西海岸のチームについて会話する野球ファンはほとんどいなかった気がします。誤解を恐れずに言うなら、当時のイチローは東海岸ではコアな野球ファンしか知りませんでした。大谷はどうでしょう。さすがに破格の契約金などからイチローよりは浸透した可能性は高いですが、野沢さんが話したように知られてはいるのと人気が高いのとは別物。全米中が彼の本塁打に熱狂しているわけがないし、みんなが大谷を愛しているなんて、それこそ日本人の都合のいい幻想だと断言できます」

 ちなみに、アメリカの10代や20代の若者にランダムで「好きな野球選手は?」と質問すると、ほとんどが悩んだまま答えられなかったり、悩んだあげく「ベーブ・ルース」と答える青少年が少なくないという。

 ちなみに、昨年のワールドシリーズの最高視聴率は5%台。これは昨年の競馬レース「ケンタッキーダービー」より低い数字だ。付け加えると、日本中が盛り上がり視聴率42.4%を記録したWBC2023の決勝戦「日本×アメリカ」の全米での視聴率は1.8%だった。

 大谷翔平の凄さは今さら語る必要はないが、サンフランシスコ在住の野沢の率直なコメントが炎上するのは、やはり無茶苦茶という気がするのだが…。

(高木莉子)

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