エンタメ
Posted on 2024年08月27日 09:58

【将棋】NHK杯2回戦で「逆転敗退」の羽生善治に遠のくA級復帰と「まさかの引退説」

2024年08月27日 09:58

 レジェンド棋士の羽生善治九段の「まさかの頓死」に、将棋ファンが衝撃を受けている。

 羽生九段と近藤誠也七段が対戦したNHK杯の2回戦が8月25日に放送され、先手・近藤七段が127手で勝利した。羽生九段優勢のまま突入した終盤戦、NHK杯の30秒将棋に落とし穴が待っていた。

 近藤七段は7筋に残した歩を起点に、豊富な持ち駒で羽生王に一気に畳みかけた。羽生九段は最後、秒単位の持ち時間の中、王を守り切ることができずに投了。終局後には「終盤勝ちになったと思うが、寄せを誤った」と逆転負けを認めた。

 羽生九段と近藤七段のこれまでの公式棋戦は、11対局で羽生九段の8勝3敗。羽生九段は「後手勝率」8割5分7厘と、圧倒的な強さを誇っていた。本局は後手番にもかかわらず、予想外のミスで勝利を取りこぼしてしまった形だ。

 この敗戦を見届けた将棋ファンの中でにわかに浮上しているのが、「羽生引退説」。羽生九段は2016年に「名人」を失冠し、現在はB級1組に所属している。10月17日には近藤七段との対戦(ALSOK杯第74期王将戦)が再び控えており、またもや負けるようなことがあれば、A級復帰が遠のくことになる。

 これまでの歴代実力制名人は、木村義雄十四世名人から藤井名人まで16名。失冠した際の進退はそれぞれだが、A級陥落後に引退、フリークラスに転出する棋士は多い。米長邦雄永世棋聖は「名人経験者がB級1組で指すことはできない」という言葉を残し、フリークラスに転出した。

 もっとも、現在は名人のB級1組以下は許容されており、加藤一二三九段などはC級2組に陥落後、引退している。羽生九段が直ちにB級2組に降級する可能性は低いが、2023年に日本将棋連盟会長に就任していることで、体力的にかなり厳しいことは確かだ。近い将来、大きな世代交代の波が押し寄せるのは間違いなかろう。

 羽生九段はこれまでNHK杯を11回制覇しているが、まさかの2回戦敗退で、ファンは悲観的な思いに駆られてしまったようだ。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク