芸能

「潜入兄妹」も「若草物語」も…新ドラマが揃って大爆死する日本テレビの「ランク落ちキャスト」裏事情

 10月に入り、各局の新ドラマがスタートしたが、日本テレビ系のゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)が、揃って大爆死しそうである。

 日テレのGP帯といえば長年、水曜午後10時、土曜午後10時、日曜午後10時半の3枠だった。特に水10枠は「星の金貨」「ハケンの品格」「家政婦のミタ」などのヒット作を生み出していた。ところが徐々に視聴率は低下し、今年1月でドラマの放送を終えている。

 残る2枠だが、今期の土10枠は、竜星涼と八木莉可子がダブル主演し、巨大犯罪組織を殲滅すべく組織に潜入する兄妹の活躍を描く「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」が10月5日にスタートした。

 そして日曜は堀田真由が主演、ルイーザ・メイ・オルコットの名作同名小説を原案とし、舞台を現代の日本に置き換えて描かれる社会派シスターフッド・コメディー「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」が10月6日に第1話の放送を終えている。ところがテレビ局関係者の評価は、なかなか厳しいものだった。

「そもそも竜星と八木は活躍こそしているものの、まだGP帯のドラマ主演は早すぎます。『若草物語』はかつてフジテレビ系でアニメが放送されていましたが、あの名作には似ても似つかぬバッタもの。タイトルからして、当たりそうな要素はなかった」

 そこで気になる平均世帯初回視聴率だが、「潜入兄妹」は4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)、「若草物語」は4.4%と、いずれも低視聴率だ。放送担当記者が言う。

「昨年10月期のドラマ『セクシー田中さん』の原作者が、局側とのトラブルが原因で自ら命を絶ち、日本テレビは大激震に見舞われました。その影響で、原作のあるドラマはなかなかできなくなった。おまけに制作費が大幅に削られ、キャスト陣のランクが各局よりもひとつ落ちる。これで高視聴率を取るドラマが作れるはずはないですが、もはやこの現状を打開するのは難しい情勢です」

 このままドツボにハマッていくかもしれない。

(高木光一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身