スポーツ
Posted on 2024年10月23日 17:58

巨人「CS敗退」を暗示していた原辰徳「祝福メッセージ」に阿部采配への「嫌味と皮肉」が…

2024年10月23日 17:58

〈阿部慎之助監督、改めてペナントレース優勝おめでとう。前監督としてこれ以上の喜びはない。勝負の世界は、理想や過程を求めることも大切だが、何より結果を残すことがとても重要になる〉

 これは巨人の前監督で現在はオーナー付特別顧問の原辰徳氏が10月2日、阿部慎之助監督に送った「優勝祝福コメント」である。リーグ優勝を成し遂げた阿部監督の手腕を称え、「スポーツ報知」に長文を寄稿したのだ。

 巨人がDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)で敗れ、日本シリーズ進出を逃した今、この特別寄稿の中身が巨人ファンの間で再度、クローズアップされている。いったいなぜかといえば、CSでの阿部采配に、原氏が事前に「釘を刺していた」かのようなくだりが見られるからだ。

〈私も昨季までヘッドコーチとしてそばにいさせて、変なことは教えていないという自負も持っている。慎之助が今年、「あぁ、あの時言われていたことは、このことだったんだな」と思い出すことが一つでもあれば、この上ないことだよ〉

 そう前置きした上で、原氏は選手起用についてこう言及していた。

〈ベテランへの配慮、将来を考えた采配。時に厳しく、時に兄貴分でありと、非常に考えてやっていた〉

 しかしCSでの采配を踏まえて、SNSなどで見られる、これに対する巨人ファンの反応はというと、

〈ベテランへの配慮ねぇ。CSで2回も長野をスタメンで使うとは思わなかったわ〉

〈阿部監督お気に入りの立岡宗一郎34歳の唐突な起用〉

 原氏は監督時代に若手の育成に力を入れており、阿部監督が花を咲かせるはずだった。どうやら阿部監督があえて時計の針を戻したように、ファンは感じているようだ。

 原氏はさらに、CSの戦い方についても「進言」していた。

〈一発食らう前に先にかましてやろう―そんなアグレッシブさで暴れてほしい〉

 結果は周知の通りで、DeNAにいきなり3連敗を食らったのだが、

〈まさかCSでバント野球再開させるとはな。原さんも内心イラついてただろう〉

〈王と原に怒られてバント減ったのに、CS前に丸にバント練習させまくってたのにはドン引きした〉

 そんな論議を交わす巨人ファンには、阿部采配が非アグレッシブに映ったのである。

 表向き、阿部監督を持ち上げた原氏だったが、最後まで変わらぬバント野球や、たび重なるベテラン起用に、そもそも思うところがあったのではないか――。そう考えると「思い切った選手起用」「ベテランへの配慮」「将来を考えた采配」といった言葉の裏には今となっては、かなりの嫌みや皮肉が込められていたようにも感じられるのだ。

 もともとスピーチ能力には定評のある原氏。そんな原氏を知っているだけに、ファンはその「偽ざる本心」を読み取ってしまったのかもしれない。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク