スポーツ
Posted on 2024年11月29日 09:58

松坂大輔以来の「明治神宮大会V」横浜高校スーパー1年生エースに「進路確定上級生」の暗い影

2024年11月29日 09:58

「星稜の二の舞にならなきゃいいけど…」

 こう言って眉をひそめるのは、さる球界関係者だ。11月25日に開催された野球の明治神宮大会決勝。高校の部では、横浜高校が広島商業を制して優勝した。実に松坂大輔を擁して初優勝した1997年以来、2度目の戴冠である。スポーツ紙デスクが解説する。

「優勝までチームを牽引したのは、1年生右腕の織田翔希です。140キロ台中盤のストレートと、スライダーやカーブのコンビネーションで、6回まで無失点。7回に自らのエラーをきっかけに2失点し、9回一死二・三塁で降板後に救援投手が1点を奪われて3失点するも、許した被安打はわずか5安打でした。2026年ドラフト1位候補筆頭、超高校級の逸材ですよ」

 大会全体で21回1/3の投球で、自責点は決勝で許した1点のみ。そんな「スーパー1年生」の熱投が導いた日本一に、先の球界関係者は、

「2年生に『燃え尽き症候群』が流行しないか心配です」

 と前置きしてこう話す。

「さすがに明治神宮大会に優勝して、燃え尽きてしまうことはないでしょう。小中学校時代に、全国大会に出場するチームにいたような、野球エリートばかりですからね。問題なのは、東京六大学リーグや東都大学リーグのお誘いが来る春先。だいたい3月から5月までに、誘いが来た学校側に、行くかどうか意思表示をしなくてはなりません。ただ、最終学年前のアピールに成功して進学先が決まってしまうと、夏の甲子園への欲は薄れてしまうもの。昨シーズン、明治神宮大会を制した星稜高校も、春から弱体化しました。主力メンバーが六大学や東都の強豪校に内定して、最上級生の一部で甲子園出場という欲が希薄になったのは否定できません。下馬評で、石川県では敵なしと言われていましたが、夏の大会決勝で小松大谷に負けてしまいました。横浜高校も、来季は2年生でエースとなる織田中心のチームの足を、進路確定組が引っ張らないことを祈るばかりです」

 夏の甲子園までモチベーションを保てるどうかかも、勝負のひとつなのだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク