スポーツ
Posted on 2024年12月02日 17:58

福岡国際マラソン優勝の吉田祐也「代表選考レースでやっと結果を出した」大粒の涙

2024年12月02日 17:58

 12月1日の福岡国際マラソンで優勝したのは、日本歴代3位の2時間5分16秒を記録した吉田祐也(GMOインターネットグループ)だった。2009年のツェガエ・ケデベ(エチオピア)が出したコース記録(2時間5分18秒)を更新し、来年に開催される世界陸上の参加標準記録(2時間6分30秒)を上回った。

 吉田はゴール後、握った右手を大きく2度振り下ろし、喜びを噛みしめた。優勝インタビューで「今の気持ち」を問われると、大粒の涙を流した。

「2020年に初優勝してから、この4年間というのは…本当に辛かったこと、悔しかったことが、言葉にできないんですけど。たくさんの人が支えてくれたから、こういうレースができたんだと思います。本当にありがとうございました」

 吉田は青山学院大学4年生の時に、箱根駅伝に初出場。4区を走り、区間新記録を打ち立てた。初のフルマラソンは、2020年2月の別府大分毎日マラソンで、3位だった。そして2回目となる福岡国際マラソンで、初優勝を遂げた。

 2022年10月、ツインシティーズマラソンで2度目のフルマラソン優勝を経験し、今回が3度目の頂点となった。しかし、過去2回の優勝と今回には、大きな違いがある。

 過去2回の優勝大会は、世界陸上やオリンピックの代表選考を兼ねておらず、他の大会…例えば、世界陸上ユージーン大会(2022年)選考を兼ねた東京マラソンで24位。今夏開催されたパリ五輪の代表選考会を兼ねた2023年10月のマラソングランドチャンピオンシップは50位だった。そして同じくパリ五輪選考の大阪マラソン(2024年2月)で4位。

 世界陸上やオリンピック代表選考会では、ことごとく結果を残せなかったのである。来年、東京で開催される世界陸上の代表選考を兼ねた今大会の優勝は、吉田にとって格別だったことだろう。

 晴れて代表に選ばれた暁には、これに勝るとも劣らぬ東京での快走を期待したい。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月27日 11:00

    二転三転したサッカー日本代表の次期監督問題、どうもスッキリしないのはなぜか。日本サッカー協会(JFA)は北中米W杯で指揮を執った森保一監督を、来年1月に開幕するアジアカップ(2027年1月7日から2月5日・サウジアラビア))まで続投させるこ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月28日 14:30

    中日ドラゴンズの元投手で、タレントなどで活躍した板東英二さんが7月22日に慢性心不全のため死去していたと、7月28日に公式サイトで発表した。86歳だった。1940年4月生まれ、満州出身で戦後は徳島県で育った。徳島商時代にエース投手でプレーし...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月29日 11:30

    コロラド・ロッキーズの菅野智之が「夏の主役」となりそうだ。メジャーリーグ各球団が期限ギリギリになると、駆け込みトレードを次々と成立させている。優勝争いから脱落したチームが主力選手を手放し、その見返りとして将来性の高い若手選手を複数人もらう。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク