スポーツ

阪神残留の大山悠輔が苦言を叩きつけた「メディアとの溝」と「積年のホンネ」

 国内FA権を取得して移籍を画策していた阪神・大山悠輔は最終的に、阪神残留を決断した。一向に見えてこない在阪メディアとの「溝」を埋める覚悟はあるのだろうか。

「自分自身、勉強になることはいろいろあった。本当に感謝しかない」

 11月13日にFA宣言して以降、東西の人気球団による世紀の移籍成立に向けての綱引きは、阪神に軍配が上がった。球団最長の5年、年俸3憶4000万円(推定)の大型契約を結んだが、FAをめぐる情勢について「報道と実際のところが違っている部分はたくさんあった。意図しない報道もあった」

 大山はそう言って、苦言を呈したのだった。

「巨人移籍決定的」との読みが完全に外れて慌てたのは、在阪メディアだ。11月30日には各媒体が大山の阪神愛や残留の決め手に関するエピソードを紹介したのだが…。

「大山はこれまでメディアに対する取材対応が悪く、拒否することが多々あった。阪神番記者が苦手だとか言って。だけど残留となった今、そんなマスコミとの不仲説や関西の風土が合わないことなどを『根拠のない噂だった』として、みんな大山に対して取り繕うのに必死ですよ。とはいっても、プロ1年目よりは多少、阪神特有の環境に慣れたし、大人の対応ができるようになってきましたが、根っこは変わっていませんから。大山からすれば、手のひら返しの残留エピソード報道にうんざりしていると思いますよ」(球団OB)

 大山の積年の「本音」をしっかり取材する在阪メディアが出てきてこそ初めて、溝が埋まるような気がしてならない。

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