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記事全文を読む→自社の「不祥事ロング会見」ひたすら中継が「視聴率で他局を圧倒」したフジテレビの悲哀
午後4時にスタートし、終了したのは翌日の午前2時23分。日付をまたいで10時間23分の超ロングラン会見となったのは、フジテレビ役員らが出席した中居正広問題の説明だった。
この問題をめぐっては1月17日に港浩一前社長が会見を行ったが、記者クラブの加盟社のみしか出席できず、批判が殺到。そのため、オープンな会見としてやり直したのだが、日本の企業が行った会見史上、最長のものとなった。
「質問が尽きるまで受ける付けることにしていただけに、同じ質問が何度となく重複。フリージャーナリストには質問の前に猛烈な自己主張をする人が多く、やたらと質問時間が長かったり。それをしっかりさばけないフジテレビの広報部長が記者の恫喝にひるむなど、グダグダな会見でしたね」(会見に出席した記者)
中居トラブル被害者のプライバシーに関わる事項が多いことから、会見は10分遅れでの中継が認められ、当のフジテレビは午後4時から会見終了まで、予定していた番組の放送を見送って中継。それがなんと、とんでもない結果になってしまった。
まず、午後7時から10時までの平均世帯視聴率13.1%を筆頭に、午後4時50分から11時40分まで視聴率2ケタを記録。午前0時を超えた時間帯でさえ、6~7%を維持していた。
このところ、日によってはその日の最高が6~7%台ということが当たり前なほど視聴率が低迷するフジテレビにおいて、およそありえない高視聴率を記録することとなったのである。
「どうせCMはほぼACに差し替えられてしまっているので、全くCMを挟まずに中継しました。局内でも上層部に対する不満が高まっているので、(出席した役員らを)さらし者にすることで現場の不満を解消しようという狙いもあったのでは。他局のGP帯(午後7~10時)で2ケタを記録したのは、フジテレビの会見中継を盛り込んだテレビ朝日の『報道ステーション』のみでした」(放送担当記者)
高視聴率は獲得したものの、フジテレビに全く利益は生まなかった。
(高木光一)
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