スポーツ
Posted on 2025年02月14日 09:58

棚ボタに次ぐ棚ボタ…GK権田修一のサッカー人生は実力より「運」が全てだった

2025年02月14日 09:58

 2020年サッカーW杯カタール大会で正GKとして活躍し、ベスト16進出の立役者となった権田修一が、前園真聖氏のYouTubeチャンネルで自身のサッカー人生を振り返っている。これがまたなんともいえない話で…。

 権田はユース世代から日本代表に選ばれ、2012年ロンドン五輪でベスト4入りに貢献。所属するFC東京でも高校生でトップチームに昇格するなど、若くして成功したイメージが強い。しかし本人は、まったく逆だと訴えたのである。

「ケガが昔は多かった。背が急に伸びてめちゃくちゃ細かった。体ができていなかった。それにレベルの高いところに早い段階から入れてもらっていたので、ついていくのに苦労した」

 2009年にはプロ3年目にしてJリーグ初出場を飾るが、忘れてしまいたいと思うほど、苦いものになった。

「開幕戦で新潟に4点取られて、2戦目は浦和レッズに3点取られた。その間に確か、ルヴァンカップもあったんですけど、柏レイソルに負けた。FC東京は前の年が5位で、この年は城福浩監督の2年目ということで、もっと上にいこうとなっていたのに…。この年は正直、めちゃくちゃきつかった」

 しかもデビューには、こんな裏事情があった。

「シーズンが始まる前は、スタメンの予定ではなかった。塩田仁史さんがスタメンで、僕は2番目。キャンプで塩田さんが盲腸になった。よく『若い時から試合に出ててすごいね』って言われるんですけど、自分の力で掴んだんじゃない。塩田さんが盲腸にならなかったら、僕はデビュー戦に出ていなかった」

 代表デビューの時も幸運を発揮した。2009年に行われたアジアカップ最終予選のイエメン戦でのこと。

「この試合はA代表の選手は行かず、若手の代表だけで行った。その年に成績がよかった選手が集められた。まさかの西川周作くんが打撲して、試合に出られない。僕が試合に出ることになった。A代表デビューって言っていいのかな、っていう試合」

 幸運を味方につけて、W杯カタール大会の正GKにまで上り詰めた。昨シーズンいっぱいで清水エスパルスとの契約を満了し、現在は海外を目指してフリーとなっているが、運のよさで新天地を掴み取ることだろう。

(鈴木誠)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月27日 11:00

    二転三転したサッカー日本代表の次期監督問題、どうもスッキリしないのはなぜか。日本サッカー協会(JFA)は北中米W杯で指揮を執った森保一監督を、来年1月に開幕するアジアカップ(2027年1月7日から2月5日・サウジアラビア))まで続投させるこ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月28日 14:30

    中日ドラゴンズの元投手で、タレントなどで活躍した板東英二さんが7月22日に慢性心不全のため死去していたと、7月28日に公式サイトで発表した。86歳だった。1940年4月生まれ、満州出身で戦後は徳島県で育った。徳島商時代にエース投手でプレーし...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月29日 11:30

    コロラド・ロッキーズの菅野智之が「夏の主役」となりそうだ。メジャーリーグ各球団が期限ギリギリになると、駆け込みトレードを次々と成立させている。優勝争いから脱落したチームが主力選手を手放し、その見返りとして将来性の高い若手選手を複数人もらう。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク