社会
Posted on 2025年02月23日 05:59

【秘部スッパ抜き】「年金制度は破綻しないが年金生活は破綻する」厚労省がひた隠す「悪魔のカラクリ」

2025年02月23日 05:59

 厚生労働省はこれまで「日本の年金制度は破綻しない」と説明し続けてきた。ところがこの説明は典型的な「霞が関文学」であり、「破綻しない」に続く一文が省略されている。厚労省は霞が関文学を駆使することによって、

「年金制度は破綻しないが、年金生活は破綻する」

 という恐ろしい真実を葬り去っているのだ。そのウラには厚労省がひた隠しにする「悪魔のカラクリ」が存在する。

 この際、複雑な年金制度の詳細には踏み込まないが、ズバリ、悪魔のカラクリを読み解くポイントは「年金支給開始年齢の引き上げ」と「年金支給額の引き下げ」にある。

 厚労省は年金支給開始年齢を、すでに60歳から65歳へと引き上げている。これは年金支給額の引き下げとセットで実施されてきたが、あろうことか、厚労省は支給開始年齢をさらに70歳にまで引き上げようと目論んでいるのだ。年金制度と厚労省の舞台裏に詳しい全国紙社会部記者が明かす。

「厚労省は未曽有の少子高齢化を見据えて極秘の試算を行った結果、『今後、年金の支給額を引き下げ続けたとしても、支給開始年齢を70歳に引き上げなければ、年金制度はいずれ破綻してしまう』という結論に達しました。したがって、支給開始年齢が70歳に引き上げられるのは時間の問題です。しかもそれと同時に『支給開始を80歳まで繰り延べれば支給額を増額する』というニンジンまで準備しているのです」

 考えてもみてほしい。日本人男性の平均寿命はおよそ80歳で、多くの場合、男性は世帯主となっている。つまり、年金の支給開始年齢を80歳まで繰り延べた場合、約半数の男性が年金を1円ももらわないまま死亡する、というハメに陥ってしまうのだ。

 それだけではない。仮に90歳、100歳と長生きしたとしても、年々歳々、年金の支給額は下がり続けていくため、男女を問わず年金生活は破綻に追い込まれてしまうのだ。

 制度は破綻しないが、生活は確実に破綻へと向かう――。

 まさに笑えない「究極のブラックジョーク」ではないか。

(石森巌)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年10月08日 06:30

    夏の猛暑期に冷房を限界までフル稼働させていた愛車。カレンダーが10月になり、エアコンの設定を除湿冷房から暖房や送風へと切り替えた瞬間、送風口からモワッと漂う「酸っぱい嫌な臭い」に思わず顔をしかめた経験はないだろうか。その異臭の主因は、夏場に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年10月06日 18:00

    昨年、アサヒグループホールディングスに不正アクセスを仕掛けた海外ハッカー集団の中枢メンバーが、なんと大阪で捕まっていた。10月6日の各国における報道によれば、日本の捜査当局が拘束したのは「Qilin(キリン)」の中心人物とされる28歳で、ロ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク