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記事全文を読む→「ミニにタコ」まさかの迷言から「逮捕に次ぐ逮捕」ついに「地上波復帰」した田代まさしの「25年戦争」
突然現れた田代まさしの姿に驚いた視聴者は多かったのではないか。特番「国民が選ぶ!志村けんの爆笑ベストコント30」(2月24日・フジテレビ系)のコント映像で、「師匠」志村けんとの軽妙なかけ合いを見せたのだ。
それまで田代の出演コントは地上波テレビでは全て「お蔵入り」。まさかの「解禁」に至るまでには、実に25年にも及ぶ長いブランクがあった。
それはシドニー五輪女子マラソンで高橋尚子が金メダルを獲得し、日本中が歓喜に沸いた2000年9月24日、東急東横線の都立大学駅構内で若い女性のスカートの中を盗撮した田代は、書類送検された。
「ダジャレの映像を個人的に撮影していた。『耳にタコができる』に引っかけて『ミニにタコができる』という映像を撮ろうとして、ミニスカートを撮影していたら、結果的に下着が映ってしまった」
後日、会見でのこんな釈明を記憶している人は多いだろう。
2020年10月7日、「師匠」志村は初めて出演した「笑っていいとも!」(フジテレビ系)で、タモリと観客に向かって「ウチの家来の田代がどうもすいませんでした」と頭を下げ、「弟子」の不祥事を謝罪した。
8カ月間の謹慎を経てようやくテレビ出演が増えてきた田代だったが、2001年12月、今度は入浴中の男性の浴室を覗いた軽犯罪法違反の疑いで現行犯逮捕。そのわずか2日後、今度は自宅から覚醒剤が発見され、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で再逮捕されたのである。
その後はVシネ監督として芸能活動を再開したが、2004年にまたやらかしてしまう。銃刀法違反と覚せい剤取締法違反で逮捕され、3年6カ月の実刑判決が下ったのだ。
それから5年を経た2009年11月、最初の逮捕時から疎遠になっていた志村の楽屋を訪問する形で久々に再会し、土下座して謝罪したという。すると翌12月に発売されたDVD「志村けんのだいじょうぶだぁ」では、これまで封印してきた田代の出演シーンが解禁される。当時の取材に志村は、
「田代君も食っていかなきゃいけないし、収入の足しになれば」
と親心を見せていたのだが、あろうことか、翌2010年にコカインと覚醒剤所持の疑いで逮捕され、またしても3年6カ月の実刑判決を受けるのだった。
2019年にも覚醒剤で逮捕された田代は、2020年6月に開かれた控訴審の初公判で、3月にコロナに感染して亡くなった志村の死について、
「師匠ではなく、自分が死ねばよかったのかな」
と触れていた。2020年11月から福島刑務所で服役。2022年10月に出所し、昨年10月に2年間の保護観察期間が終了した。今はYouTubeを中心に活動している。
ラッツ&スターで活動していた田代のお笑いの才能を見出した志村は、公私にわたって面倒を見ていた。その師匠はもういない。田代にはこれ以上、裏切ってほしくないのだが…。
(魚住新司)
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