芸能

「帰れま10」で実感!橋本環奈は女優よりもバラエティータレントとして仕切り直せ

 お題となった飲食店の人気メニューベスト10を当てることを目標に、出演タレントたちが予想をしながら注文。上位の10位以内であれば正解、11位以下の場合は不正解となり、これを繰り返してベスト10を全て当てるまでは収録が終わらない。

 これが「帰れマンデー見っけ隊!!」(テレビ朝日系)の人気企画「帰れま10」の概要だ。

 注文した商品は、出演者たちで手分けするとはいえ完食しなければならず、不正解が続くとその分、拘束時間が伸びる上に、お腹も膨れて苦しくなるという、なかなかしんどいことで知られる。

 4月7日の「3時間SP」では「日本一餃子店 帰れま10」が展開された。舞台は中華チェーン店「餃子の王将」だ。タカアンドトシ、タイムマシーン3号、3時のヒロインの福田麻貴とかなでといったお笑い芸人と一緒に、橋本環奈×三浦翔平×佐々木希の俳優陣が挑むものだった。

 なんのことはない、火曜9時の連続ドラマ枠で4月22日から放送開始予定の、橋本が主人公を務める「天久鷹央の推理カルテ」の番宣である。

 で、その橋本だが、提供された餃子に豪快にパクつき、「おいひい~」と満足気な表情を見せたり、往年の和田勉を想起させる「ガハハハ!」という豪快な笑い声を連発したり。ワイプに映る際には大袈裟なほどにリアクションをしてみせ、

「私、先週、この収録のために胃を広げようと思って、食事数を増やしました」

 番宣のためのバラエティー番組出演だとしても、手を抜かずに真剣であることをアピールしているように見えた。

 かつて「1000年に1人の美少女」と持ち上げられて無敵状態だったが、NHK朝ドラ「おむすび」が大不評のままに終了。結果、歴代朝ドラの平均視聴率ワースト1位を更新するという不名誉を得てしまう。しかも、その放送中に自身の「パワハラ疑惑」が報道されたりと、その人気に翳りが見えてきていた。

 まさにあとがない状態でスタートする、最悪の朝ドラ後の民放ドラマ主演となれば、本人も周囲も株価回復に必死なのが手に取るようにわかる。

 ただ、「帰れま10」を見ていて思ったのだが、やはり橋本は演技よりもバラエティー番組でこそ、その魅力が発揮される気がする。もしも今回の新ドラマがコケたとしたら、女優業とは距離をとって、タレントとして仕切り直した方がいいのではないか、と…。

(堀江南/テレビソムリエ)

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