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記事全文を読む→バレーボール・野球…スポーツ界で日本人指導者の「韓国流出」が相次ぐ理由
韓国の女子プロバレーボール「Vリーグ」に所属する「仁川興国生命ピンクスパイダーズ」の監督に、5月1日に就任するのは吉原知子氏だ。現役時代は国内で所属した4チーム全てで優勝し、監督としても10回以上、優勝に導いた「優勝請負人」は、指導者としては初めて海外で指揮を執ることになる。
「興国生命は2022年から、イタリア人のマルチェロ・アボンダンツァ監督が率いていました。情熱的なモチベーターの前任者とは一転し、フロントは結果だけではなく、選手の能力を伸ばすことに重きを置くため、戦術家で育成にも定評がある吉原氏に白羽の矢を立てたのです」(スポーツライター)
野球界に目を向ければ、東北楽天ゴールデンイーグルスの今江敏晃前監督が、韓国プロ野球「サムスン・ライオンズ」で打撃インストラクターに就任すると、4月15日に韓国メディア「スポーツソウル」が報じた。
現役時代は千葉ロッテと楽天に在籍し、通算1682安打を記録。2006年の第1回WBC優勝メンバーであり、引退後に指導者の道に進むと、昨年は楽天の1軍監督に昇格した。セ・パ交流戦で球団初の優勝に導いたものの、ペナントレースは4位に終わり、契約を解除された。
サムスンはフリーになった今江氏を、2月の春季キャンプで特別インストラクターとして招聘。打撃の指導力に加え、仙台名物「萩の月」を差し入れるなどコミュニケーション能力の高さも評価して、再び9月までの打撃インストラクターをオファーしたという。
日本人の優秀な指導者が韓国に流出する事情について、前出のスポーツライターは次のように解説した。
「韓国スポーツ界は、日本に並々ならぬライバル心を燃やしています。かつては指導を仰ぐなんて絶対にプライドが許さなかったし、反日感情をムキ出しにする選手も珍しくなかった。ところが近年の世界大会での日本の実績を見れば、育成システムが優れているのは明白。男性アスリートは兵役があるため、このまま差が開き続ける前に、なりふり構わず隣国から学べるものは何でも学ぶスタンスに変わってきたのです」
スポーツは強いチーム同士が戦ってこそ、ファンは盛り上がるもの。バチバチ火花が散る日韓戦のためにも、日本人指導者のさらなる活躍に期待したい。
(海原牧人)
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