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記事全文を読む→千鳥「ダウンタウン化」でお笑い界を席巻するのは「岡山芸人」一大勢力
独自のプラットフォームによる配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」で、7月にいよいよ復帰すると伝えられているダウンタウン、というか、松本人志。
これがうまくいけば、自分を見限った「テレビ」へのリベンジという意味も込めて、松本の過去の映像も名前も「地上波での使用を許可しない」なんてことを言い出しそうな気がする。いや松本の性格上、きっとやると思う。
もっとも、ダウンタウン不在のテレビに対して、特に喪失感を覚えたこともないので、どうでもいいことだが。
それよりも気になるのが「ポストダウンタウン」は誰か、ということだ。一時的な代役という立ち位置ではなく、今後のテレビバラエティーや、芸人勢力図のトップを張るのは、おそらく「千鳥」ということになるのではないか。一部に「かまいたち」という声はあるが、山内のやや狙った感のある尖り方がどうにも鼻について、個人的には推す気になれず。キャリアも実力も「千鳥」が上であることには違いない。
よく知られている通り、千鳥の大悟とノブは岡山県の出身だ。ちなみに現在、活躍している芸人には岡山県出身が多い。「ウエストランド」井口浩之と河本太をはじめ、リリー(見取り図)、水川かたまり(空気階段)、秋山寛貴(ハナコ)、中野周平(蛙亭)、たける(東京ホテイソン)、兎(ロングコートダディ)といった面々だ。
彼らが以前、「アメトーーク!」の「シン・オカヤマ芸人」の回に出演した際、「千鳥に憧れてお笑いを始めた」という声とともに「岡山弁で漫才をすると、どうしても千鳥のパクりと言われてしまう」といった発言があった。どうりで「~じゃ」と喋っているのを、千鳥以外で聞かないはずだ。
「ポスト千鳥」とでもいうべき存在の彼ら岡山芸人が今後、頭ひとつ抜き出るためには、また違ったアプローチが必要になるだろう。例えば田中征爾監督作「死に損なった男」で映画初主演した水川かたまりのように、その活動の場をお笑い以外に広げるのも手だ。
そしてもうひとり、「アメトーーク!」には出演していなかったのだが、加賀翔(かが屋)も岡山出身だ。加賀は2020年8月からおよそ8カ月、体調不良を理由に休養していたが、現在は復帰。ネタの面白さもさることながら、最近は趣味の「カメラ」にフォーカスした企画での出演が多い。
加賀のカメラの腕前がどのくらいのものかというと、中森明菜のデビュー43周年を記念して、今年6月に開催される予定の写真展「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」に、加賀が撮り下ろした写真が展示されるというのだから、大したものだ。
過去に岡山出身を前面に出していた芸人というと、B&Bの洋八くらいしか思い浮かばないが、それだって広島出身の洋七が「岡山の名物なんか『桃…』(小声で)、広島は『もみじ饅頭!』(大声で)」とディスり、笑われていた感じだ。それが今や、一大勢力にならんとしている。時代は断然、岡山だ。
(堀江南/テレビソムリエ)
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