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記事全文を読む→阪神「遊撃手バトル」を制する遅咲きの男「熊谷敬宥」が野球解説者に絶賛される「センス」
セ・リーグ首位を独走する阪神タイガースの遊撃手ポジションは、シーズン序盤から小幡竜平と木浪聖也による熾烈なレギュラー争いが繰り広げられた。7月7日時点で、小幡は47試合に出場して打率2割3分8厘、出塁率2割3分8厘、長打率2割7分9厘、OPS.562。対する木浪は50試合で打率1割9分3厘、出塁率2割5分3厘、長打率2割5分9厘、OPS.513と、攻撃面での差が徐々に浮き彫りとなっていた。
2軍落ちした木浪に代わってレギュラーの座を得た小幡だったが、そこに新たな伏兵が現れた。熊谷敬宥だ。
7月5日のDeNA戦(横浜)は今季2度目の遊撃スタメン出場で、4回にプロ初の三塁打となる2点適時打を放ち、6回にも勝ち越し打。3打点の大活躍だった。これまで代走や守備固め要員という「脇役」の印象が強かったが、遊撃手争いに新たな風を吹き込んだ。
目が肥えた野球解説者の声も、熱を帯びてきた。田尾安志氏は「サンケイスポーツ」の7月5日付のコラムで、熊谷のセンスを称賛している。
〈ずっと以前から、熊谷をスタメンで使ったら面白いと言ってきたのだが、ようやくその時が来た、という感じだ。(中略)一塁、二塁、三塁、遊撃、外野とどこを守らされてもソツなくこなしてしまう。遊撃の守備も、個人的には小幡より、かなりうまいと思っている。足も、単なるスピードなら植田に劣っているのかもしれないが、走塁を考えると、熊谷を評価してきた。野球というスポーツで「センス」を感じるのだ。私が若い世代を集めた日本代表監督時代に、ソフトバンクの川崎宗則がいた。とにかく攻める姿勢は素晴らしく、「いい選手になるだろうな」と思ったのだが、熊谷は「全体が見えている」という点で、川崎よりも上の評価だ。相手先発の左右は関係なしに、レギュラーで使ってほしい〉
ちなみに田尾氏は2022年4月23日のヤクルト戦後に「大山・熊谷・佐藤・中野の内野布陣が最適」と発言しており、早くから熊谷のセンスを高く評価していたことがうかがえる。
熊谷の遅咲きの覚醒は、かつての名遊撃手・大和のキャリアと重なる。大和は2009年に阪神で1軍デビューし、金本知憲監督の下では代走や守備固め中心の「便利屋」起用に甘んじた。
だが2017年オフにFA権を行使してDeNAへ移籍すると、2018年には113試合に出場、打率2割4分4厘、出塁率2割9分3厘、長打率3割3分5厘、OPS.628とレギュラーに定着した。
プロ8年目で29歳の熊谷もまた、これまでの苦労を糧に、着実に力を伸ばしてきた。俊足と堅守に加えて打撃面でも勝負強さを見せ始めており、「脇役から主役へ」の転身が現実味を帯びてきた。熊谷の抜擢は、藤川球児監督だからこそ実現したものだろう。
阪神にとっては、長年の課題だった遊撃手の安定に、新たな選択肢が加わった格好だ。守備と走塁で信頼を勝ち取り、バットでも結果を残せるならば、遅れてきたヒーローがシーズン後半の優勝争いの主役になる可能性は十分にある。
(ケン高田)
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