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記事全文を読む→〈事故物件〉千葉県の6LDK戸建が480万円!「安さの理由は大麻栽培」/知らなきゃ損する訳あり&格安物件“マル得”活用術
首都圏の新築マンションの平均価格は1億円を下らない。土地代や建築費も上がり、家を持つなど夢のまた夢なのか。だが、諦めるのはまだ早い! 事故物件を「終の棲家」に変えるノウハウを伝授する。
殺人や自殺が起きた心理的瑕疵物件ならば、破格の値で買うことができるのではないか。そんな希望を胸に、アメーバブログでお得な物件情報を発信し続けている「訳あり不動産」の佐藤裕介代表社員に話を聞いた。
「国土交通省が定めた新しいガイドラインでは、特殊清掃などを必要としない病死や自然死は告知義務の対象外となりました。一方、自殺は相場価格の8割、殺人になると7割にまで下がるのが通例。それでも、都内の戸建ならば、いくらでも買い手がつくのが現状です」
いわくつきの物件でも飛ぶように売れている背景には、右肩上がりで増加するインバウンド需要があった。
「今や空前の民泊バブルと言っていいでしょう。特に歌舞伎町に近い新宿区は上昇率が突出していて、コロナ禍で入国規制が行われた21年頃と比べると、およそ1.5倍。例えば東新宿で1カ月の賃料80万円の戸建を借りて、外国人に民泊として貸し出すと1泊10万円。富裕層は1週間、1カ月と長期滞在するケースが多いので、まとまった収入が手に入るわけです。当然、民泊の利用者に『ここで殺人が起きたんですよ』なんて告知する義務もないわけですから、民泊経営者や投資家がこぞって買っていくわけです」(佐藤氏)
となると、都心に近いエリアは絶望的か‥‥。佐藤氏がブログで紹介している数々の訳あり物件の中で目を引いたのが千葉県松戸市にある激安戸建だ。6LDKでお値段480万円(税込)。そのカラクリとは?
「以前の賃借人が居室内で違法薬物である大麻を栽培していたのです。実は大麻の栽培というのは大量の水を使用するそうで、その湿気で壁にカビが繁殖して、柱が腐っていることも考えられます。実際、床が抜けている部屋もあったので、実際に住むとなると、多額のリフォーム費用を覚悟しなければならないでしょう。安さには理由があるんです」(佐藤氏)
ブログでは、首つり自殺があったお城のような「縊い死し物件」や、所有者が3階から投身自殺を遂げた一軒家など、多彩な訳あり物件を紹介しているが、中でも佐藤氏がメインに扱っているのが再建築不可物件だ。
「建築基準法で定めた幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接していない住宅は、基本的に建て替えができません。また、“車庫転”といって、車庫だったところを勝手に店舗にするケースもあれば、マンションと戸建を無理やりつなげたようなモンスター級の違法物件も‥‥。こうした違反建築物は建て替えができないばかりか、銀行系の住宅ローンも組めないので、現実的にはキャッシュで買うしかない。ただ〝違法〟と名はついても、住むのは自由。柱を残し、フルリノベーションするのもひとつの選択肢です」(佐藤氏)
延々と家賃を払い続けるなら、貯金や退職金をつぎ込み、現金で一括購入するのもひとつの手だ。
「訳ありに限らず、中古物件を買う時にチェックしてほしいのは家が傾いていないかどうか。あとは屋根。雨漏りを長年放置していると、柱がかなり傷んでしまいますからね。リフォームでお金がかかるのは、キッチンや浴室などの水回り。総入れ替えとなると、最低でも300万円は必要ですから、そこにこだわらなければ費用を低く抑えることができます」(佐藤氏)
発想を換えて「訳なし」で探してみるのも手だろう。
「70歳を過ぎると、賃貸アパートを探すのも一苦労ですからね。単身者ならワンルームマンションを探してみては? 東京なら足立区で約600万円の物件が出ることもあります。住宅ローンも組めますし、月々の支払いが6万円なら負担は家賃と変わらず、10年ほどで完済できます。現在、東京は二極化が進んでいて、都心はどんどん高くなり、都心から離れればどんどん安くなる。郊外に目を向けることをオススメします」(佐藤氏)
身の丈に合った終の棲家を見つけてほしい。
格安住宅を購入する際に気をつけるべき点は?
事故物件や訳あり物件の買取を行うアウトレット不動産代表で、「幸せになる家 不幸になる家」(アルソス新書)の著書がある昆佑賢氏は、「病は家から」という観点でこう話す。
「これまで多くの事故物件を見てきましたが、いちばん怖いのは住環境が人に与える影響。実際、そこに住んだ人が相次いで自殺してしまう家もありました。住人がローンを払えずにマンションが競売にかけられたのですが、次に購入した人もなぜか仕事がうまくいかなくなり、ローンの返済に窮して手放してしまう。そんな悲劇を繰り返す物件は意外と多いですね。茹でガエル現象と言って、カエルをいきなり熱湯に入れれば、驚いて逃げますけど、常温から徐々に徐々に水温を上げれば気づかぬうちに茹で上がってしまう。人間も同じで、5年10年と長い期間をかけて精神を蝕んでいく家が存在するのです。日当たりが悪かったり、奥まった路地に建っていたり、ネガティブな要素はいくつか考えられますが、人は住環境によって知らぬ間に病んでいくことを知ってほしいですね」
近年、取り沙汰される高齢者の「入浴事故」も同様だ。
「住環境がもたらす深刻な健康被害のひとつが、ヒートショックです。年間約1万8000人の方が亡くなっているという推計もあり、これは昨年の交通事故の死者数2663人をはるかに超える数です。ヒートショックは偶発的に起きた事故ではなく、その浴室で長年にわたって体に負担をかけてきた結果という見方もできるわけです」(昆氏)
事故物件に住む際には、自殺や孤独死が発生した要因について深く掘り下げる必要があるかもしれない。 一方、もしも身内や親戚が不慮の死を遂げて事故物件の所有者になってしまったり、実家がゴミ屋敷になってしまったら‥‥。
「事故物件や空き家の問題は誰の身にも降りかかるもの。単独世帯の割合は35%近くに達し、都心ではさらに割合が高くなります。“万が一”の事態が起きた際、大手不動産会社では扱ってくれないケースがほとんど。事故物件に特化した弊社ならば、残置物の処理から特殊清掃まで一括して対応可能です。また、空き家を放置していると、放火などの犯罪を誘発しかねません。『遠方に住んでいて手続きが面倒』という方こそ、相談の連絡をいただけるとうれしいです」(昆氏)
狭いニッポン、訳あり物件や空き家を有効活用して楽しく暮らそうではないか。
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