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記事全文を読む→「ニッポンの社長」が初代王者になった「漫才&コント二刀流No.1バトル」真の二刀流は「橋本環奈」だった
漫才とコント両方の頂点を決める新たな賞レース「ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦2025」の決勝戦は、3時間にわたる生放送(日本テレビ系)だった。
エントリー数2875組のうち、決勝にコマを進めたのはロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンの7組。
その謳い文句のごとく、それぞれが漫才とコントをひとネタずつやり(どちらを先にするかは自分たちで決められる)、その合計得点で競い合う。初回大会を制したのは、ニッポンの社長だった。
当初、この大会開催を知った時、勝手にテレビ朝日で放送されるものだと思った。というのも、過去に「お笑い二刀流 MUSASHI」を放送していたからだ。この「お笑い二刀流」はもともと、深夜枠の「ネタサンド」の企画から派生した特番で、賞レースではなく、あくまでネタ見せ番組である。
自らが「漫才とコントの二刀流」であるM-1グランプリ2007王者のサンドウィッチマンが司会を務め、かまいたち、銀シャリ、さらば青春の光、シソンヌ、霜降り明星、中川家…といった面々が出演。なかなかに豪華なラインナップだった。
ただ、これまで特番として放送されたのは3回のみ。「ネタサンド」は「二刀流道場」とリニューアルするも、およそ半年で終了した。その後、「お笑い実力刃」⇒「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」とタイトルも番組形態も変えていき、「二刀流」の文字はどこにも見当たらなくなった。
「漫才とコントの二刀流」というのは、なかなか厄介なコンセプトに思う。「ダブルインパクト」の審査員たちも同じようなことを口にしていたが、「漫才」を「コント」と並べた時、こちらはどうしても「しゃべくり漫才」を想起してしまうからだ。
ところが実際に演じられたのは、いずれの組も「コント漫才」だった。勘違いしないでほしいのだが、私は「コント漫才」を否定しているわけではない。せっかくどちらも披露できる場だからこそ、「漫才」と「コント」の線引きをしっかりさせたネタを見たかった。それだけのことだ。
まあ、こういうことを言うと、文句がいろいろ出るだろうな。「アニメ」や「ヘヴィメタル」と並び、「お笑い」にもみな、一家言あるファンばかりだから。
そういう意味では「ダブルインパクト」で、かまいたちとMCを担った橋本環奈は、実に良かった。前々から彼女の司会の上手さは評価していたが、この日も自分の好き嫌いを出すことなく、トレードマークの「ガハハ笑い」を普段より抑えめに。邪魔にならない程度のカラッとした笑い声を挟み、朝ドラ女優とは思えぬほど、進行役に徹していた。
このところ、ドラマの評価は芳しくない彼女だが、来年1月放送のフジテレビ月9枠の新ドラマでは主役が内定しているということだし、これを成功させて、女優と司会の「ダブルインパクト」を見せつけてくれるよう期待したい。
(堀江南/テレビソムリエ)
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