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記事全文を読む→【CBC賞の大ヒント】「二ケタ着順続き⇒最低人気でいきなり怪走」はなぜ起きるのか「当然の理由」に着目すると…
二ケタ着順を続けてきた超人気薄馬が、突如としてブッチギリの怪走劇を演じる。多くの競馬ファンは「なぜだ!?」と首をかしげるが、怪走劇のウラには必ず「然るべき理由」が存在している。
JRAサマースプリントシリーズのハンデ重賞として行われる8月10日のGⅢ・CBC賞(中京・芝1200メートル)にも、アッと驚く激走を予感させる超人気薄馬が出走してきた。11着と大敗した前走のGⅢ・北九州記念(ハンデ重賞、小倉・芝1200メートル)から参戦してきた、カリボール(牡9、ハンデ56キロ)である。
といっても、ポイントは「ハンデ云々」にあるわけではない。カリボールには「レース中に他馬を気にして折り合いを欠く」という悪癖があり、それが二ケタ着順を含む凡走を繰り返してきた最大の原因とされる。
ところが、である。何かの拍子でピタリと折り合った時には、道中の位置取りに関係なく、最後の直線で一級品の鬼脚を炸裂させるのだ。まさに高い潜在能力を秘めた「究極のムラ馬」なのである。
圧巻だったのは、14着⇒18着⇒11着⇒12着⇒14着⇒7着⇒11着という、惨憺たる状況から臨んだ前々走のL・パラダイスS(東京・芝1400メートル)だ。スタート直後からピタリと折り合い、4コーナーで持ったままの2番手に進出すると、最後の直線で他馬を一気に引き離して完勝。単勝は200倍超えの超大穴となった。
実はこの時、カリボールは久々にブリンカーを着用。陣営のこの作戦がズバッとハマッた格好だ。一方、同じくブリンカー着用で臨んだ前走の北九州記念は、直線で進路が空かなかったことが敗因の全て。11着という結果を考慮する必要は全くない。
3戦連続のブリンカー着用で臨む今回も、前走の大敗が嫌われて、おそらく前々走と同じ最低人気が濃厚。気分よく前々でレースを進めることができれば、圧勝まであるかもしれない。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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