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記事全文を読む→【夏競馬クローズアップ】武豊・坂井瑠星・松山弘平「偉業」に挑む3人の騎手の「達成可能性」
JRA夏競馬では武豊が先週に3勝して、通算4600勝に王手をかけた。今週は土曜・札幌で6鞍、日曜・中京で4鞍に騎乗予定だが、質の高い馬が多く、記録達成は間違いないだろう。
現在、46勝でリーディング10位。メイショウタバルで勝利した宝塚記念(GⅠ)も含まれる。50代半ばを過ぎてこれだけの成績を残しているのだから、凄いのひと言だ。いつまで騎乗するか分からないが、レジェンドの名にふさわしい記録を、もっと積み上げてほしいものである。
77勝でリーディングトップに立ったのは、先週6勝した坂井瑠星。2位の戸崎圭太には2勝差を付けている。2022年98勝で8位⇒2023年107勝で7位⇒2024年115勝で4位と順調にランキングを上げてきたが、現在の勢いをもってすれば、年間リーディング獲得は十分可能だろう。
今週は8月9日に英アスコット競馬場で行われる「シャーガーカップ」に参戦のため、現地に滞在している。世界各国から名騎手が一堂に会し、レースごとの着順に応じてポイントを争う大会だ。今年は「英愛」「欧州」「世界」「アジア」の各選抜4チームの争いだが、アジア選抜の一員として、岩田望来とともに名を連ねている。
初出場であり、アスコットで騎乗するのも初めてだが、坂井は「ひとつでも勝って、個人優勝を目指したい」と意気込む。もしかすると、イギリスの競馬ファンをアッと言わせるシーンを見せてくれるかもしれない。
もうひとり、言及すべき騎手がいる。土曜・札幌のエルムS(GⅢ、ダート1700メートル)でドゥラエレーデに騎乗する松山弘平だ。
このレースで勝てば、史上7人目の全10場重賞制覇となる。現役では武豊、横山典弘、池添謙一の3人だけであり、意気込みは相当なもので、
「1年前に新潟(関屋記念=トゥードジボン)で勝って、あとひとつだと知った。チャンスがある馬に乗せていただいているので、なんとか目標を達成できるように頑張りたい」
その目標達成の可能性は、かなり高いといえる。ドゥラエレーデはGⅠで上位争いをしてきたように、実績は今回のメンバーでは一番。昨年の2着馬で、コース実績もある。松山とは初コンビとなるが、最終追いに騎乗して感触を掴んでいるので大丈夫だろう。スタートを決めてリズム良く運べば、勝ち負け必至とみている。
この3騎手の偉業達成を楽しみにしたい。では、グッドラック!
(兜志郎/競馬ライター)
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