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記事全文を読む→【激ヤバ航空機】元機長が衝撃告白「激増バードストライク」最悪のケース!離陸直後の全推力ダウンでなすすべなし「あっさり墜落する」
日本国内で今、航空機に鳥が衝突する「バードストライク」への懸念が急速に拡大している。その背景には「航空機にとって最も危険な鳥」と恐れられている渡り鳥「トモエガモ」の異常な急増がある。
トモエガモはカモの中でも大型で体重もあり、かつ、非常に大きな群れを作ることで知られる。それゆえ、空中でトモエガモの大群と衝突した航空機は、機体に甚大なダメージを受ける恐れがあるのだ。
環境省が毎年1月、全国およそ8700地点の湖や沼で、2週間にわたって実施している渡り鳥の個体数調査によれば、トモエガモの個体数は2020年度の2万羽余りから、2024年度には14万羽余りへと、5年間で7倍に急増している。この情勢を受けて、国土交通省は今年3月に、トモエガモを要警戒の「問題鳥種」に指定した。
では、トモエガモなどによるバードストライクは、航空機にどのようなダメージをもたらすのか。筆者の知人で国内大手エアラインの機長を務めた元パイロットは、
「中でも危機的とされているのは、エンジンが鳥を吸い込んだケースです」
こう指摘した上で、次のように警鐘を鳴らしている。
「最新鋭の航空機は2発エンジンが主流となっています。この場合、左右どちらかのエンジンがバードストライクで停止しても、もう一方のエンジンで危機を回避することが可能になる。問題は鳥の大群に突っ込むなどして、両エンジンの推力が失われた場合です。こうなったら対処のしようがありません。とりわけ離陸直後に全推力がダウンした場合は絶望的で、スピードも高度も足りないため、完全なお手上げ状態に陥ってしまいますね」
国土交通省の統計によれば、日本国内におけるバードストライクの発生件数は、年平均でおよそ1500件。1日に換算すれば「4件以上」発生している計算になる。決して珍しいアクシデントではないのだ。
技術の粋を尽くした最新鋭の航空機といえども、バードストライクで全てのエンジンが停止してしまえば、なすすべもなくあっさりと墜落してしまう。これが空の安全神話の裏側に潜む、恐るべき真相なのだ。
(石森巌)
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