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Posted on 2025年08月31日 09:00

メジャーリーグ「30⇒32球団に拡張で4地区制」で問題になる「佐々木麟太郎の流出」

2025年08月31日 09:00

 メジャーリーグが地区再編を視野に入れた、エクスパンション(球団拡張)プランを温めていることが判明した。これは去る8月18日(現地時間)、メジャーリーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーがリトルリーグのワールドシリーズ中継ゲストコメンテーターとして招かれた際、その放送内に打ち明けたものだ。

 現地取材陣の話を総合すると、現在の30球団から32球団に増やし、2リーグ3地区制から「2リーグ4地区制」への移行が検討されているそうだ。
「コミッショナーの任期は2029年まで。それまでには決着をつけたいようです」(アメリカ人ライター)

 全32球団制の構想があることは、かねてから伝えられていた。しかし今回はコミッショナー自らが発言しているため、「すでに動き始めている」とみていいだろう。
「エクスパンションは、アスレチックスとレイズの問題が片付いてから、正式に着手されると思われます。アスレチックスにはラスベガスに本拠地球場を移転させるプランがあり、レイズに関しては、球団売却の噂が絶えません」(前出・アメリカ人ライター)

 球団が増えるということはその分、メジャーリーガーの選手数も確保しなければならない。既存球団の傘下マイナーチームを独立させて基盤にすると思われるが、戦力的な見劣りを防ぐため、各球団から何人かの選手を無償提供させることも考えられる。
「既存の30球団は『選手提供』に備えなければなりません。来年7月のMLBドラフト会議から、指名選手数が少し増えるかもしれませんね」(現地スポーツメディア関係者)

 飛躍しすぎた発想かもしれないが、「打撃面はまだ荒削り」とされるスタンフォード大学の佐々木麟太郎(花巻東高卒)がMLBドラフトで指名される可能性も高くなる。NPB球団は佐々木の流出を防ぐため、今秋のドラフト会議で指名するとの話はあるが、メジャーリーグの球団数が増えれば、試合に出場する可能性は高まる。それを見越して「MLBドラフトで指名された球団のマイナーで頑張ってみる」と考えるのではないだろうか。

「日米の高校球児を比べてみると、守備面での捕球技術やバットコントロールでは、日本の方が上です。パワーやスピードではアメリカに軍配が上がりますが」(前出・アメリカ人ライター)

 将来的な選手数確保のため、日本の学生選手も標的となるかもしれない。メジャーリーグのエクスパンションにおいては、同時に佐々木の去就も注視すべきである。

(飯山満/スポーツライター)

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