スポーツ
Posted on 2025年09月05日 10:30

【札幌2歳S/紫苑Sの大ヒント】「能力がズバ抜けている」断然人気馬と「芝替わりで一変した」超大穴カラ人気馬の「狙い目」

2025年09月05日 10:30

 今週のJRA競馬は札幌と中山で、若駒による重賞競走が行われる。いずれも大混戦が予想されるが、今回はそれぞれのレースから1頭ずつ、要注意馬をピックアップしたい。

 まずはGⅢ・札幌2歳ステークス(9月6日、札幌・芝1800メートル)から。前走の新馬戦(函館・芝1800メートル)で2着馬に7馬身差(1.1秒差)をつけて圧勝した、ショウナンガルフ(牡2)だ。おそらく1番人気になるだろうが、それでも今回の出走メンバーを見渡すと、能力はかなり抜けている。

 加えて、鞍上の池添謙一を背に行われた1週前追い切り(札幌・芝、重)は〈66.5-50.9-36.1-12.0=強め〉と意欲的。同じく池添が手綱を取った最終追い切り(札幌・芝、やや重)も〈62.7-48.9-35.2-11.8=馬なり〉。絶好の気配を見せていた。単勝オッズが3倍近くつくようなら、大きく狙って面白い1頭ではなかろうか。

 一方、GⅡ・紫苑ステークス(9月7日、中山・芝2000メートル)で秘かに大駆けを願っているのが、ドマーネ(牝3)だ。
 なにしろ、1800メートルのダート戦を2連敗(いずれも大敗)した後、初芝で臨んだ前走の未勝利戦(小倉・芝2000メートル)1着の内容が圧巻だった。まさに「芝替わりで一変」の典型例であり、陣営は「今回も勝ち負けになる」と踏んでいるはずである。
 ちなみに、ドマーネの母ランドネは2018年の紫苑Sで3着と好走しており、陣営にとっては「ゲンのいいレース」である。

 おそらく単勝オッズは200倍近い「全くのカラ人気」。少額投資の単複「超大穴馬券」で大きく儲ける、千載一遇のチャンス到来とみている。

(日高次郎/競馬アナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/9/2発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク