スポーツ
Posted on 2025年09月04日 18:00

ミスターWIN5・伊吹雅也「6億円馬券」研究所〈リンクスティップの1頭勝負!〉

2025年09月04日 18:00

 9月7日のWIN④セントウルSは、実績や距離適性を素直に評価したい一戦。「同年に1600メートル未満のJRA重賞で3着以内となった経験がある」「前年以降に1400メートル未満のJRA重賞で1位入線の経験がある」のどちらにも該当していない馬は、20年以降〈0 0 0 43〉です。

 また、前走が「国内、かつ新潟芝・直1000メートル以外」だった馬に限ると、前走の4角を6番手以下で通過した馬は20年以降〈0 1 4 2〉。積極的な競馬をした直後の馬に注目するべきだと思います。

 さらに20年以降の3着以内馬15頭中14頭は、キャリア23戦以内でした。

 中心視したいのはトウシンマカオとママコチャ。昨年の1〜2着馬ですし、大きな不安要素が見当たりません。

 WIN⑤の紫苑Sは、臨戦過程がポイント。前走の条件が重賞以外だった馬は18年以降〈1 0 2 60〉ですから、評価を下げましょう。

 あとは、過去の戦績もしっかりチェックしておきたいところ。JRAGⅠにおいて11着以内、かつJRA重賞において5着以内となった経験がない馬は18年以降〈0 0 2 62〉です。オープン特別や条件クラスのレースしか走ったことのない馬は疑ってかかるべきだと思います。

 なお、近年はキャリア4〜5戦の馬が強く、出走数が3戦以内の馬は18年以降〈0 0 1 10〉、6戦以上の馬は18年以降〈3 2 2 51〉。3着以内となった計8頭のうち5頭は、前走の条件がGⅠかGⅡ、かつ着順が6着以内でした。

 早い時期から出走を予定している馬のうち、これらの条件をキレイにクリアしているのはリンクスティップくらい。単勝で保険をかけることも可能な5レース目ですし、WIN⑤に関しては1頭勝負を検討したほうがいいかもしれません。

伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「血統&ジョッキー偏差値2025-2026~儲かる種牡馬・騎手ランキング~(競馬王馬券攻略本シリーズ)」(ガイドワークス)が好評発売中。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/9/2発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク