スポーツ
Posted on 2025年09月09日 10:45

中島宏之が引退撤回「中東リーグで現役復帰」爆発的活躍⇒日本球界復帰⇒悲願の名球会へ…川崎宗則・福田秀平もいた!

2025年09月09日 10:45

 アラビアン・ドリームが、悲願の名球会入りのきっかけとなるというのか。

 今年3月に引退を表明した元西武・巨人の中島宏之が現役復帰することになった。プレーするのは中東とインド、パキスタンなど南アジアを拠点とし、5チームからなるプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」に所属するミッドイースト・ファルコンズ。本拠地はUAE(アラブ首長国連邦)の首都アブダビにあるという。

 海外の野球事情に詳しいスポーツライターが、ベースボール・ユナイテッドについて解説する。
「2022年に発足したリーグのレベルは米マイナー下位か、独立リーグ上位ぐらいですかね。ヤンキースで活躍し、8度のオールスターに出場したロビンソン・カノーや、ジャイアンツで3回のワールドシリーズ優勝に貢献したパブロ・サンドバルなどもプレーしているんですよ。彼らの背中を追って、あわよくばMLB、NPB、KBO(韓国リーグ)入りを夢見る若い選手は多いと思います」

 同リーグは11月に開幕して約1カ月間、行われる。日本人では川崎宗則、福田秀平、薮田和樹らがロースター入り。平田真吾(元DeNA)や浜矢広大投手(元楽天、DeNA)らも参戦している。

 中島の通算安打数は1928で、名球会入りとなる2000安打までわずか72。当然ながら、昨年オフに中日を退団してからも中島は現役にこだわり、移籍先を探していた。しかし声がかからず、現役続行を断念している。とはいえ、野球への未練を捨てきれず、再びプレーすることを決めた。

 中島を現役時代からよく知る遊軍記者が語る。
「今回のファルコンズ入りは、プラスの面ばかりです。バリバリのメジャーリーガーだった選手の生の声が聞けるし、場合によっては若手の模範となり、指導に携わることもできる。将来、指導者になった時に、その経験は生かせますからね。その上、あわよくば日本で再びプレーできる可能性も皆無ではない。本人も多少、色気があるでしょうね」

 もし中東で爆発的に活躍し、日本球界に復帰するようなことにでもなれば、世の中年男性に多大な勇気を与えることになろう。

(阿部勝彦)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/9/2発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク