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記事全文を読む→「世界陸上」期間中に男子バレー日本代表が「まさかの終戦」ウハウハ視聴率上乗せを目論んだTBSの「大誤算」
9月13日から21日までの大会期間中「世界陸上2025東京」を独占中継しているTBSだが、イブニングセッションの中継となるゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)の放送が連日、高視聴率を記録している。
大会初日からの平均世帯視聴率の推移を見ると、13日が17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、14日が15.6%、16日が16.1%、17日が14.4%。裏番組を大きく引き離してダントツの数字である。
その上、いずれも午前7時半に競技がスタートした女子マラソン(14日)が15.5%、男子マラソン(15日)は12.0%だった。
スポーツ紙五輪競技担当記者が言う。
「やはりスポーツの生中継は、鉄板の高視聴率コンテンツ。野球、サッカー、そして世界水泳ですら放映権料が高騰して、地上波では続々と放映できなくなっている。そんな中で、日本以外では陸上中継は人気がさほどないのです。なので次回の北京大会以降も、TBSが『世界陸上』の独占中継を続けることができるでしょう」
そしてこの大会期間中に開幕したのが、女性ファンの大歓声を浴びるエース・高橋藍を擁するバレーボール男子日本代表が上位進出を狙った「バレーボール世界選手権」。この前哨戦となった「ネーションズリーグ」で、日本は優勝した強豪ポーランドに敗れたものの6位に入り、「世界選手権」でのさらなる順位上昇が期待された。
ところが、いきなり格下のトルコ、カナダに連敗して予選敗退が決定。最終戦はリビアに圧勝したが、あとの祭りだった。
「TBSとしては『世界陸上』で盛り上がった後に、男子バレーでさらに盛り上げる算段だった。なのに『世界陸上』の期間中に、まさかの終戦。セッターの関田誠大が5月に手術を受けて不在の影響は、あまりにも大きかった」(TBS関係者)
ちなみに各試合を中継した世帯視聴率は、13日午後2時半からのトルコ戦が8.2%、15日午後5時からのカナダ戦が8.3%、17日のリビア戦は午後10時40分からにもかかわらず、7.1%にとどまった。男子バレー代表チームに密着した14日放送の「情熱大陸」は7.6%だ。
決勝ラウンドに勝ち残っていれば、さらなる視聴率の上積みは確実だっただけに、TBSにとって「逃がした魚」は大きすぎたようだ。
(高木光一)
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