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記事全文を読む→ソフトバンク・上沢直之「インスタ大荒れ」を招いたのはインタビューで明かした「妻の言葉」だった
今季ソフトバンクの優勝で大きな存在感を放ったのが、12勝を挙げた上沢直之だ。22試合に登板し、防御率2.78。堂々とした数字でチームの優勝に貢献したが、グラウンド外では思わぬ被弾を食らっていた。
上沢のインスタグラムのコメント欄には、批判の文字が並ぶ大荒れ模様に。
〈普通は「見返す」じゃなくて恩返しだろう〉
〈まさかの「見返す」という言葉にがっかりした〉
もちろん〈プレーを見れば気持ちは伝わる〉〈ソフトバンクに来てもらって本当によかった〉という擁護の声もあるが、全体のトーンは否定的。それでも上沢はコメント欄を閉じず、批判も含めて受け止める姿勢を示しているように映る。
コトの発端となったのは、9月28日に「東スポWEB」に掲載された独占手記だった。上沢は「まずはファイターズに戻りたいという気持ちがあった」と明かしたうえで、日本ハムの提示を妥当と理解していたと振り返っている。しかしソフトバンクが示したのは「複数年契約」。アメリカでイップスを経験した上沢にとって、より安心感を与えてくれる条件は後者だった。移籍の決断はこうして下された。
その舞台裏で支えとなったのが、妻の「見返してほしい」というひと言だった。本人にとっては力強い励ましでも、「古巣を敵視している」と受け取られてしまったのだ。同一リーグのライバルチームに移った経緯もあり、この言葉は火に油を注ぐ形になった。
数字だけを見れば、移籍は明らかに成功といえる。チーム2位の勝ち星で、日本ハム戦は2勝2敗ながら、3つのQS(クオリティースタート)を達成。古巣相手にも安定した投球を見せた。それだけに、かつてのファンの胸中は複雑だ。
妻の言葉が事態に拍車をかけたのは皮肉だが、その支えがシーズンを戦い抜く力になったのは確かだろう。かつてのファンと完全に折り合うことは難しいとしても、グラウンドで結果を出し続けることが、なによりの説得力となる。
批判の声がすぐに消えることはないだろう。だが、上沢がマウンドで投げ続ける一球一球は、やがてその歩みとともに評価へと変わっていくのではないか。
(ケン高田)
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