しかしながら、もし復帰をしようとすれば、暴力団とはもはや関わりがないという、身の潔白をアピールする必要に迫られるだろう。
「暴力団との深い交遊に関しては、一部週刊誌と訴訟に発展していますが、出版社を訴えたのは紳助と吉本の連名です。これは報道が過熱して以降、紳助が大崎社長に連絡を取って、両者の協力関係が会社としてではなく個人的に強固となった結果ですが、この裁判に勝利することで芸能界復帰の足がかりにしようとしている。『暴力団との交際は過去のこと』『みそぎは済んだ』と主張するために必死のようで、紳助自身も出廷を辞さない構えだといいます」(芸能記者)
ところで、引退会見からたったの5カ月で復帰説が取りざたされるとは少々早すぎる印象もある。 紳助ばかりか追放したはずの吉本興業サイドまでもが復帰に動いているのであればよけいに違和感があるが、そこには理由があった。
紳助引退以降、吉本の業績不振がささやかれているのだ。
折しも年明けには、昨年から芸人へのギャラ遅配が起こっていることが、複数の週刊誌で報じられたばかりである。
「事前説明もないまま、所属芸人へのギャラの支払いが遅れ、半年以上も遅配したケースもあったといいます。業績不振の原因についてはまず、09年から大金を投じて大々的に開催された『沖縄国際映画祭』の失敗があげられている。さらには他でもなく、紳助の電撃引退によって、多くのレギュラーで高額ギャラだった“紳助収入”がなくなったことが響いている」(前出・芸能記者)
吉本の窮状に関しては、ワイドショーのスタッフもこんな実感を漏らした。
「吉本主催のイベントで発表会見があると、ほとんどのケースで会場には自前のホールや劇場を使用し、朝9時スタート。開演前ならタダで使えるからですよ。報道陣からは毎回、『吉本、カネないんだなあ』との失笑が漏れ、朝から出席させられる芸人からも『早すぎる!』と愚痴が出ている。紳助引退の夏以降、この傾向が顕著になった気がします」
紳助が招いた吉本の危機を紳助の復帰で救うというまさかの展開は、十分にありうるのである。
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