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10月12日のWIN⑤アイルランドTは、距離適性や実績を素直に評価したい一戦。前身である19〜24年の府中牝馬Sを集計対象にすると、前年以降に2000メートル未満のJRA重賞で2着以内の経験がない馬は〈1 1 1 40〉。3着内率は7.0%にとどまっています。
また、前走が国内で2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.6秒以上だった馬も〈0 1 2 32〉と優勝例なし。なお、3着以内となった3頭は、いずれも前年以降にJRAGⅠで3着以内の経験がある馬でした。
今年のメンバーなら、アドマイヤマツリ、カナテープ、セキトバイースト、ボンドガールあたりを重視したいところ。ただし、馬番が9〜18番の馬は〈0 1 2 33〉でしたから、枠順しだいで柔軟に構えましょう。
10月13日のWIN⑤スワンSは、京都芝・外1400メートルで施行されたここ2年に限ると、実績上位の差し馬が優勢。同年のJRA重賞において「5着以内、かつ4コーナー通過順が7番手以下」となった経験のない馬は、23年以降〈0 0 0 15〉と上位に食い込めていません。
あとは血統も見逃せないポイント。父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬は23年以降〈0 1 0 7〉、父にミスタープロスペクター系種牡馬を持つ馬は23年以降〈0 0 0 11〉と、それぞれ苦戦していました。
さらに、前走のコースが京都、阪神、中京、小倉だった馬は23年以降〈0 0 1 16〉。西日本のレースをステップに臨む馬は、疑ってかかるべきだと思います。
早い時期から出走を予定している馬のうち、これらの条件をきれいにクリアしているのは、ソーダズリングくらい。あとは不安要素が比較的少ないアルテヴェローチェ、オフトレイル、ランスオブカオスも楽しみです。
伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「血統&ジョッキー偏差値2025-2026~儲かる種牡馬・騎手ランキング~(競馬王馬券攻略本シリーズ)」(ガイドワークス)が好評発売中。
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