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記事全文を読む→カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」〈サトノシャイニングの適性十分〉
毎日王冠は“格”が問われるGⅡ戦。マギレが生じにくいコースで施行されるため、上位人気馬が力を発揮して、実力どおりの決着になりやすいレースです。
過去10年を振り返っても6番人気以下から馬券に絡んだのはわずか3頭のみ。人気馬が強い傾向は明らかです。ただし、その少数の人気薄の好走例には、はっきりとした血統的な共通点が存在します。
キーワードとなるのが「フランス指向」の血統。そのようなレースで強いのがグレイソヴリンとディープインパクトの血です。
【15年】7番人気で3着したイスラボニータは、母父がグレイソヴリン系のコジーン。
【18年】6番人気で3着に好走したキセキは、父の母父がトニービンでした。
【24年】9番人気のヤマニンサルバムがクビ差の4着と惜しい競馬をみせましたが、同馬の父はイスラボニータで、母母父にはトニービンを持っていました。
このように、グレイソヴリンの要素を強く継いだ馬が好走しています。
あと、特にディープインパクト系の産駒馬も、ここ数年は圧倒的な適性の高さを示しています。
近2年では3着以内に入った6頭のうち4頭が父ディープ系。過去10年で馬券に絡んだディープ系は14頭に達し、そのうち実に13頭が母父に欧州型、あるいは大系統ノーザンダンサー系を持っていました。
16年に11番人気で3着に激走したヒストリカルも父がディープインパクトで、人気を超えて結果を出した象徴的な存在です。 ディープとトニービンに強いレースでは、ドゥラメンテ産駒も注目ですけど、血統に加えて戦歴の裏づけも見逃せません。
過去10年で6番人気以下で馬券に絡んだ3頭は、いずれも直線の長い芝1800メートル重賞で3着以内の実績を持っていました。
今年出走予定のサトノシャイニングの父は、この世代のディープ系の最高峰種牡馬キズナ。3走前に制したきさらぎ賞、4走前の東京スポーツ杯2歳S2着と、いずれも直線の長い1800メートル戦で結果を残してきました。ディープ系の中でも才能上位の存在であり、条件適性も十分です。
昨年の2着馬ホウオウビスケッツは、母父ルーラーシップ。その母父はトニービン。フランス的要素を色濃く備えている点は、このレースに適した血統背景と言えます。
亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。著書「フォーメーションと合成オッズを使いこなして効率的に馬券で儲ける方法」(オーパーツ・パブリッシング)ほか多数。
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