例えば、こんな場面を想像してほしい。休日の昼下がり、渋滞を避けようと、カーナビが案内した田畑の間の脇道へ入る。一般に使われている道で、車同士がすれ違える程度の幅はある。だが速度を指定する標識や標示、中央線、車両通行帯はなく、中央分離帯や柵も...
記事全文を読む→今年は発売告知なし…テレビ各局「女子アナカレンダー」が絶滅の危機に陥った「深刻でシビアな問題」
例年、在京テレビキー局が発売してきた「女子アナカレンダー」が絶滅寸前となっている。昨年はテレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京が2025年版カレンダーを製作。いずれも9月を目処に告知されていたものの、今年は音沙汰なし。2026年版の発売は見送られる公算が高まっている。
転機として容易に想像できるのが「フジテレビ問題」の余波だ。昨年末、元SMAP中居正広氏によるフジテレビの女性アナウンサーに対する性加害事案が大きく報じられ、各局で「女子アナのタレント扱い」を避ける方針が加速している。
もっとも、「女子アナカレンダー」をめぐるシビアな状況は、フジテレビ問題以前から指摘されていた。これまで各局では、新人アナが入社した春先にカレンダーの企画を立ち上げ、夏場に撮影。秋に告知するという流れだったが、人気アナの退社が相次いでいることで、中身に齟齬が生じているのだ。
事実、2024年8月にフジテレビを退社した渡邊渚(現在はフリー)は同年10月の顔としてフジテレビのカレンダーに登場。会社員である女子アナの人事に、カレンダーの構成が追いつかないのである。
こうした事情も相まって、日本テレビでは以前から女子アナカレンダーを販売せず、参入なし。TBSでも2022年版の発売を最後に、製作をとりやめている。
一方で、個人として活動する女性フリーアナのカレンダーには「新しい動き」が。フジテレビから独立した渡邊は、自身の公式サイト上で「イベント参加権」が付いた来年の壁掛けカレンダーを1万6500円で独占販売。通常版でも4950円という強気の価格設定である。
図らずも「個人の時代」を象徴している、女子アナカレンダー事情なのだった。
(松坂明/女子アナアナリスト)
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