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記事全文を読む→ロバーツ監督が「ロウキに乾杯!」と叫んだ「驚異の3回」ドジャース・佐々木朗希が「パーフェクト大魔神」になった日
メジャーリーグ、ナ・リーグ地区シリーズ第4戦。ロサンゼルスのドジャー・スタジアムが歓喜に包まれた。延長戦の末、ドジャースはフィリーズの悪送球に乗じて、劇的なサヨナラ勝ちを収め、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
相手のミスによる衝撃的な結末だったが、その流れを呼び込んだのは、救援マウンドに立った佐々木朗希の、圧巻のピッチングだった。
1-1の同点で迎えた8回、ロバーツ監督が勝負どころで佐々木を送り出す。1イニング限定かと思われたが、監督は交代を告げず、9回も続投させた。結果、佐々木は延長10回までの3イニングを1人で投げ抜き、打者9人を完璧に抑えるパーフェクトリリーフ。被安打ゼロ、与四球ゼロ、2奪三振で、最速162キロの直球を軸に、圧倒的な集中力でフィリーズ打線を封じ込めたのである。
初の回またぎとなった9回、そして延長10回もいっさい崩れず、スタジアムは総立ちに。地鳴りのような歓声がドジャー・スタジアムに響く。「大魔神ロウキ」「今日のMVPは間違いなく佐々木」の称賛が湧き上がった。
試合を解説した野球評論家の小早川毅彦氏は、驚きを隠さない。
「3イニングを任せるとは思わなかった。監督の決断も見事だが、それに応えた佐々木はさらにすごい」
起用法をめぐって賛否があったロバーツ監督だが、この一戦でその判断が正しかったことを証明した。「守護神・佐々木」という新たな方程式が、ついに現実のものとなったのだ。
試合後のシャンパンファイトでは、ロバーツ監督がグラスを掲げて叫んだ。
「ロウキに乾杯!」
ロッカールームでは「ロウキ!ロウキ!」のコールが響き渡り、チーム全体が新たな守護神の誕生を祝福した。
対照的に大谷翔平のバットは湿りっぱなしで、地区シリーズは18打数1安打9三振、打率はなんと5分6厘。1割にも満たない惨状となった。ファンの脳裏にはまさかの「敗退」の二文字がよぎったはずだが、あの3イニングで試合の空気を完全に支配していたのは、間違いなく佐々木だったのである。
(ケン高田)
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