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記事全文を読む→糸井嘉男が即日駆けつけた理由…阪神・西純矢、バット握って見せた本気の覚悟
阪神・西純矢投手が10月14日にSGLスタジアムでの2軍残留練習で、野 手転向発表後初の屋外でのフリー打撃を行った。48スイングでサク越えは1本。外野への鋭い当たりを連発し、25スイング目に弾道が低めの打球を左翼席に放り込んだ。梵2軍打撃コーチは「スイングスピードもいいですよ。センスを感じる。親に感謝しないといけないね。ボールがバットに当たった瞬間の“圧”が強い」と高評価した。
4日に「打者転向プラン浮上」が報じられ、10日に球団が野手への転向を発表。翌11日の甲子園での1、2軍合同練習から野手として練習に参加し、外野守備練習などに取り組んだ。「1週間ぐらい悩んでいた。やると決めたからにはピッチャーとかいまさら言っても仕方ない。バッターで活躍できるように」と西純。
8日には、SGLの室内練習場で、投手から外野手に転向して通算1755安打をマークした糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA)から激励されたといい、「『人より遅れているから、練習も人の倍以上やらないといけない』とかいろいろ聞きました」と明かした。
糸井氏は12日付のスポーツ紙で、8日にSGLを電撃視察したことについて「前日、(佐藤)輝を通じて(西純が)『糸井さんに相談したい』と言っていると聞き、すぐに飛んで行きました」と告白。さらに、野手転向の難しさについて「1日、1箱約200球のカゴを10箱以上は打ちました。両手のマメがつぶれ、汁が出る。夜、つぶれたマメを火であぶって固めるのが日課。痛みでバットが手から離れない日は握ったまま眠りました」と語っていた。
野手転向の先人である糸井氏については、阪神OBの福留孝介氏も7日放送のABCテレビ「おはよう朝日です」で興味深いエピソードを披露していた。
福留氏は、西純の野手転向の話題を取り上げるにあたり、前日、糸井氏に電話したという。糸井氏は野手転向に向け「中学生向けの野球の教科書に載っている連続写真を見て勉強した」と話し、「そこで見たのが福留さんだった。その本をいまだに持ってるんですよ」と言って、福留氏に写メを送ってくれたことを明かし、スタジオを驚かせた。
西純は右打者なので、福留氏を参考にはできないだろうが、打撃センスの良さは定評のあるところ。打者として活躍する日を楽しみにしたい。
(鈴木十朗)
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