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秋華賞のエンブロイダリー、菊花賞のエネルジコと、この秋に京都で行われたGⅠレースは関東馬が連勝中。もう少しだけ掘り下げると、両馬の共通点は、早めに栗東に入厩して最終追い切りを栗東でこなして臨んでいたことだ。
これがトレンドになるのかと思えばそうでもなくて、このエリザベス女王杯では、アドマイヤマツリとステレンボッシュの2頭だけ。どちらも主力では買いにくいが、該当馬2頭なら押さえる価値はありそうだ。
実績で言えば、有馬記念馬レガレイラが断然。ただし、この馬は有馬記念を含めてホープフルS、前走のオールカマーと、中山に勝ち鞍が集中しているのが気になる点だ。昨年のエリザベス女王杯も1番人気で5着。コーナーワークのうまさが良績を支えているのだとすれば、京都の外回りは決して歓迎材料にはならない。
買いたいのはココナッツブラウンだ。3勝クラスを勝ったあと、札幌の重賞で連続2着。これが非常にいい内容で、末脚のポテンシャルの高さはすでにトップレベルまできている。京都の外回りは絶好の舞台で、父キタサンブラックの成長力も初GⅠを後押ししてくれそうだ。
パラディレーヌもいい。秋華賞(3着)は大外18番枠から発走し、終始外を回される不利な流れになったが、それでいて上がり時計は最速なのだから脚力はすでにトップクラス。この馬にとっても京都の外回りは絶好の舞台となるはずだ。
エリカエクスプレスの秋華賞は、武豊騎手の絶妙なエスコートで折り合っての2着惜敗。あの競馬ができれば今回も勝機十分と思えるところだが、1ハロン延長とアテにしにくい気性を思うと信頼しきれない。
それなら、いい競馬をずっと続けているカナテープを上位に見たいところだ。
人気の盲点になりそうなのが、ラヴァンダではないか。振り返ってみれば、前走のアイルランドT(4番人気で1着)は本当に強い内容だったのに、恐らく人気は今回も地味。積極的に押さえたい1頭だ。
この秋のGⅠで最も難しいのがこのエリザベス女王杯だとにらんでいるわけで、平穏に収まる形はほぼない。◎ココナッツブラウンと、▲パラディレーヌと★ラヴァンダから手広く買っても、トリガミの心配はいらないはずだ。
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