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記事全文を読む→武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈マスカレードボールが古馬を一蹴〉
「世代の強弱を言うのは結果論」と、シンプルに言い切ったのは騎手時代の福永祐一調教師だ。言われれば確かにそうなのだろう。例えばマカヒキがダービー馬に輝いた13年生まれの世代は、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティとともに、3歳春の時点で古馬をも圧倒してしまいそうな重厚感を漂わせていたものだが、その後の活躍は実はさほどでもなかった。強そう、と思わせても、最終的にはその後の成績しだいで評価は決まるものなのだ。
今年の3歳、22年生まれの世代は、クロワデュノール、ミュージアムマイル、マスカレードボールがいわゆる3強。これも非常に分厚い布陣に見えるが、今後の他世代との戦いが進んで、初めて評価が定まるだろう。
そうは言っても現時点での期待値は高い。クロワデュノールは凱旋門賞に挑戦し、あとの2頭は同世代対決の菊花賞をパスしてこの天皇賞・秋へ。選択の理由としては距離適性というファクターが大きいのだが、成算あっての古馬挑戦であるのは間違いない。
というわけで、マスカレードボールを中心に期待。ミュージアムマイルの皐月賞、セントライト記念の勝ち方も非常に強いものだったが、天性の中山巧者だったからとも見て取れる。
その点、マスカレードボールは2着だったダービーがベストパフォーマンス。共同通信杯、アイビーSも好内容で、こちらは東京コースがベスト。逆に中山にコースが替わった時はミュージアムマイルに逆転を許してしまうかもしれない。
古馬勢の代表格はタスティエーラとみている。一時、停滞期もあったが、昨秋の天皇賞でドウデュースに迫る脚を見せての2着。その後は2度の香港遠征でも結果を残した。何といってもダービー馬で、東京コースも最適な舞台だ。
メイショウタバルは、意外なことに東京コースは初めて。武豊流のペースをコントロールした逃げに対応できるようになったのは大きな強みだが、同型ホウオウビスケッツとの兼ね合いは気になる材料だ。
中内田勢は、クイーンズウォークとロードデルレイの2頭出し。どちらも直前のレースでつまずいたあとというのがネックだが、ノーマークにはできない。
穴中の穴はセイウンハーデス。エプソムCの勝ち方は相当なもので、格下と決めつけると痛い目にあいそうだ。
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