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記事全文を読む→「ワールドシリーズMVP」ドジャース・山本由伸を大絶賛した上原浩治が「やっぱり大谷翔平には冷たい」深意
ドジャースのワールドシリーズ連覇の熱気がまだ冷めやらぬ日曜日の朝。「サンデーモーニング」(TBS系)に出演した元メジャーリーガー・上原浩治氏の論評は、大きな違和感をまとっていた。
スポーツご意見番として登場した上原氏は、ワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸の快投を称えると、満面の笑みで、
「これは『あっぱれ!』をあげてください」
プレーオフでの中3日、中4日の登板を「アメリカでは普通」としつつも、
「先発ピッチャーが連投するのは、ちょっとありえない。すごい精神力」
山本を絶賛した上で、こうも言うのだった。
「先週『連投はないでしょう』と言っちゃいましたから、喝を入れてください」
照れ笑いを浮かべて自らの発言を訂正すると、
「彼が登板するとチームの士気が上がる。信頼され、人望のある投手ですね」
こうして山本に最大限の称賛を送る傍ら、同じく主力として活躍した大谷翔平の名前は、いつになっても出てこない。上原氏はかねてから大谷には極めて辛口で、実にそっけないコメントばかりを口にしていることで知られる。
確かに山本のMVPは文句なしだが、大谷もポストシーズンで打率、長打ともにチームを牽引する数字を残した。最終的にはOPS1.278と、ワールドシリーズを争ったブルージェイズの主砲ゲレーロJr.を上回る、圧巻の成績。攻守両面でチームを支えた二刀流の功績にまるで言及しないのはやはり、不自然に思えた。
「さすがの大谷でも苦しいマウンドだったと思いますが、それでも圧巻でした。あっぱれ!」
もし上原氏がそんな言葉を口にしていれば、コメントはさらに説得力を増していただろう。今季のドジャースでは、日本人3投手がチームの中心となって輝きを放った。大谷や佐々木朗希についてのコメントを期待した視聴者は少なくなかったのではないか。
上原氏が大谷について語る時、どこか冷たく落ち着いた口調になるのは、決して無関心だからではなかろう。むしろ誰よりもその実力を理解しているからこそ、軽々しく言葉にしないのか。そんな上原氏の口から、大谷への「本音の称賛」が語られる日は来るのか。
(ケン高田)
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