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記事全文を読む→【現地地獄耳情報】メジャーGM会議で露呈「侍ジャパンに日本人メジャーリーガーは派遣されない」ビックリ深刻事情
メジャーリーグのゼネラルマネージャー(GM)会議が始まった。30球団の球団幹部が一堂に集まるため、アメリカの野球メディアには「オフの補強プラン」だけでなく、様々なことについて質問できる機会となっている。
現地記者が状況を明かす。
「タイガースはエースのタリク・スクバルとの残留交渉が進んでいないため、トレード放出説の真偽を聞かれていました。パドレスは手術により来季全休となるダルビッシュ有の穴を埋める投手補強について聞かれ、その関連で西武からポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す今井達也の話が出ていました」
この「何でも聞ける勢い」に乗じてか、来年3月のWBC大会への選手派遣に関する質問もなされた。日本代表の井端弘和監督は、大谷翔平をはじめとする日本人メジャーリーガーの参加が、連覇のカギになると捉えている。
その日本人メジャーリーガーの派遣だが、ドジャースとカブスの対応が、なにやら妙だったというのだ。日本サイドとの温度差を感じる返答が、両球団の幹部から返ってきたのだ。
井端監督はドジャースに対し、大谷と山本由伸、佐々木朗希の3選手を招集する正式オファーを出す。いや、水面下でメンバー候補に入っていることは、すでに伝えてある。少なくとも日本サイドの意向は、ドジャース首脳陣の耳に入っているはずだ。
しかし、ドジャースのブランドン・ゴームズGMは、
「(本人たちと)まだ話し合っていない。今後、協議していく」
つまり、大谷たちの派遣を認めるかどうか、球団の方針を決めていないというわけだ。
カブスのジェド・ホイヤー編成本部長も、
「(派遣を認めるかどうかの)議論を始めたばかり。これから数週間で本格的に詰めていく」
そう答えていたそうである。
侍ジャパンは日本人メジャーリーガーをメインに据えて、代表チームを編成していくつもりではいるが、大谷、山本、佐々木、鈴木誠也、今永昇太らの招集が確実になっていないわけだ。幹部の回答通りであれば、2026年WBC大会は「大谷不在」となる可能性がある。
前出の現地記者が指摘する。
「ゴームズGMが3選手の派遣に渋い顔をした理由も、分からなくはありません。ドジャースはワールドシリーズ連覇に成功しましたが、ポストシーズン全体を振り返ると、厳しい体力戦となってしまいました。ナ・リーグの地区優勝3チームの中でいちばん勝率が低かったためワイルドカードマッチに回され、ブルージェイズとの頂上決戦では延長戦が2試合もありました。延長18回までもつれた第3戦以降、多くのドジャース選手が疲労回復の点滴を打っていました」
その「点滴組」には大谷もいたそうだ。この激戦の疲れが春先にドッと出る危険性がある以上、ドジャースはWBCへの選手派遣に慎重にならざるをえないのだ。
メジャーリーグの先発投手は12月からゆっくりと肩を作り始め、スプリングトレーニングに備える。WBCで全力投球となれば、12月のトレーニングは前倒しされる。ゴームズGMが渋い顔を見せたのは、大谷らのオフの過ごし方について「ヤバイ情報」を聞かされていたからだろうか。韓国代表との強化試合よりも、大谷のオフが気になる。
(飯山満/スポーツライター)
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